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【香港大規模デモ】警官の取り締まりが激化、ネットに投稿されたその実態とは

【香港大規模デモ】警官の取り締まりが激化、ネットに投稿されたその実態とは
Twitter/Adam Ni

香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正への抗議運動で、警察の取り締まりが激化し、多くのケガ人が出ている。

 

警察は12日のデモを「暴動」とみなす

 

CNNによれば、香港警察の長官は12日、この日に行われたデモを「暴動」とみなす姿勢を示したという。

 

12日のデモでは、若者を中心とする数万人が政府本部庁舎近くの幹線道路や周囲の道路を占拠。

 

香港立法会(議会)は現地時間の12日午前、逃亡犯条例に関する2度目の審議を行う予定だったが、これにより審議を延期し、新たな日程を決めると表明した。

 

香港警察の長官は、デモ隊を後退させる目的でゴム弾や催涙スプレーなどを使用したこと認めた上で、「武力行使以外の選択肢」は残されていなかったと述べたそうだ。

 

催涙弾やゴム弾、市民への暴力

 

ネットでは警察官らがゴム弾や催涙弾を使い、市民に激しい暴力を加える場面も投稿されている。下はゴム弾(ビーンバッグ弾)で顔を撃たれた人の動画。

 

 

こちらは警官隊が至近距離で何かを発砲する様子が映っている。

 

 

下は大勢の警官が市民を捕まえ、激しい暴力を加えている様子。

 

 

ライフルを手にする警官。(ただし実弾が装填されているのかは、確認されていない)

 

 

撮影しているだけの市民に、催涙スプレーをかける警官。

 

中国本土の様子

 

中国の本土では、NHK海外放送が、香港のデモのニュースを伝えると、テレビの画面が真っ黒になったという。

 

またコンピュータでも香港デモのことをクリックした瞬間、画面が白くなったそうだ。

 

 

さらに香港の隣にある、深圳市付近では中国の人民解放軍の姿が見られたという。ただし投稿した人自身も、この写真がどういうものかは確認が取れていない。

 

海外からも警察の対応に批判

 

このような警察の行為は海外からも批判されており、台湾の蔡英文総統も次のようにツイッターで述べている。

 

「香港の警察が抗議者たちにゴム弾を発射している映像を見て本当に悲しい。香港の人たちへ、自由の要求が聞き入れられないように感じているかもしれないが、台湾や世界中の志を同じくする友人たちが支持していることを覚えていてください」

 

イギリスのジェレミー・ハント外相は、香港政府に対し「市民や国際社会の友人たちの懸念に耳を傾け、立ち止まってこの議論を呼んでいる改正について熟慮する」ことを求めた。

 

またアメリカの民主党、ナンシー・ペロシ下院議長も6月11日、「アメリカは、危険な(逃亡犯)引き渡し条例に反対する香港の人々の側に立っている」と発言。

 

さらに引き渡し条例が法制化されれば、中国に批判的な人間の誘拐を合法化することになり、香港に住んでいるアメリカ人、8万5000人の安全も危険にさらすことになると非難している。

 

香港当局によると、警察による取り締まりなどで、病院で治療を受けた負傷者は少なくとも72人に上っているという。(了)

 

 

出典元:CNN:ゴム弾や催涙ガスでデモを鎮圧、72人負傷 香港(6/13)

出典元:BBC:香港デモ72人負傷 行政長官は「組織的な暴動」と非難(6/13)

出典元:Taiwan News:US House Speaker condemns Hong Kong extradition bill(6/13)

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