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イングランドでオミクロン株に感染した半数以上が、ワクチン2回接種済みだった

イングランドでオミクロン株に感染した半数以上が、ワクチン2回接種済みだった
flickr_NIAID

イギリスでも感染が拡大している新型コロナウイルスの「オミクロン株」。イングランドではこの変異株に感染した人の半数以上が、ワクチンを接種していたことが明らかとなった。

 

22例のうち12例はワクチン2回接種済み

 

英国保健安全局の新たな分析によると、イングランドで11月30日までに「オミクロン株」に感染した22例のうち12例は、完全にワクチンを接種した人だったという。

 

22例のうち12例は、ワクチンを2回接種してから14日以上経っており、2例が1回目のワクチンを接種してから28日以上たっていたそうだ。

 

また6例がワクチン未接種で、残りの2例に関しては情報が得られていない。また「オミクロン株」で入院した患者で、死亡した人はいないとも言われている。

 

ただし保健安全局の関係者は、科学的基準で結論を出すには症例者が少なすぎると指摘。どの程度の症例が重症化につながっているかを判断するには時期尚早である、と述べている。

 

自然免疫では守られない可能性

 

南アフリカでの初期データによれば、「オミクロン株」は以前に新型コロナに感染し、免疫を持っている人にも再感染する可能性が高いという。

 

世界保健機関(WHO)の会議においても、Anne von Gottberg教授は「以前感染した場合、(作られた免疫によって)デルタ株から守ってくれたが、オミクロン株はそうではないようだ」と述べている。

 

ただし「オミクロン株」に再感染した人は、比較的軽い症状ですんでいるそうだ。

 

また南アフリカで感染状況を追跡調査している著名な微生物学者は「この(オミクロン)株は昨年冬の第2波の原因となったデルタ型よりも、感染力が強いとは思われない」とも語っているとか。

 

ワクチン接種者には重症化の可能性は低い

 

南アフリカ共和国のトップ科学アドバイザーを含む専門家は、次のように述べている。

 

「Gottberg教授の発見は、古いウイルス株よりも、オミクロン株がワクチン接種した人にも感染しやすくなっているが、重症化を引き起こす可能性は少ないことを示唆している」

 

ただしイギリスでは、一部の科学顧問がボリス・ジョンソン首相に対し、クリスマスまでに在宅勤務の再実施を求め、次のように述べたという。

 

「今後数週間で状況が急速に進展する可能性があり、意思決定者は、厳しい対応策の必要性を検討することも含めて、まだ不確実性が高いうちに行動を起こす必要があるかもしれません」(了)

 

出典元:The Guardian:More than half Omicron cases in England are in the double jabbed(12/3)

出典元:METRO:More than half of England’s Omicron cases are in double-vaccinated people(12/3)

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