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ガザ地区南部をイスラエル軍が空爆、子供2人を含む5人を殺害

ガザ地区南部をイスラエル軍が空爆、子供2人を含む5人を殺害
X_Quds News Network

イスラエル軍は停戦中にもかかわらず、ガザ地区を攻撃しており、12月3日にも数人のパレスチナ人が殺害された。

 

ガザ地区南部のアル・マワシ地区を空爆

 

ガザ地区の民間防衛隊によれば、イスラエル軍は12月3日、ガザ地区南部ハンユニスの西方にあるアル・マワシ地区を空爆したという。

 

このミサイル攻撃により、2人の子供を含む5人のパレスチナ人の市民が死亡し、数十人が重傷を負ったそうだ。

 

この攻撃はクウェート野戦病院付近にある避難民キャンプを標的にしており、病院関係者によれば、死亡した5人の中には8歳と10歳の子供2人が含まれており、負傷者は32人となったという。

 

 

イスラエル軍は、ガザ地区南部でパレスチナ武装勢力との衝突が発生し、兵士5人が負傷したことを受け、同地域で「ハマスのテロリスト」を攻撃したと発表した。

 

南部のラファでも戦闘

 

イスラエル軍は3日、ガザ地区南部のラファで作戦を実行中、地下にある施設からパレスチナ人の戦闘員が姿を現し、交戦したと発表した。

 

これによりイスラエル軍の兵士1名が重傷を負い、さらに2名の兵士と1名の下士官が中等度の傷を負ったという。

 

ガザ地区の治安筋はAFPに対し、現地時間午後4時頃、「ラファ市の東部でイスラエル軍の車両から非常に激しい砲撃と、戦闘機からの激しい銃撃があった」と語った。

 

またイスラエル軍はヘリコプターも投入し、同地域に着陸させたそうだ。

 

イスラエル軍は11月30日、過去1週間でラファ近郊のトンネルを狙った作戦で、40人以上の戦闘員を殺害したと発表していた。

 

このため現在、ガザ地区南部のトンネル網に依然として残る戦闘員の処遇について、交渉が行われているという。

 

国連のアントニオ・グテーレス事務総長はロイター通信に対し、イスラエルによるガザ地区での軍事作戦の遂行方法には「根本的な誤り」があり、「戦争犯罪が行われたと信じるに足る強い理由」があると語った。(了)

 

出典元:The Guardian:Gaza: Israeli strike kills five, including two children, says civil defence agency(12/3)

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