米軍、ナイジェリアのISISに対し大規模な攻撃を実施

アメリカ軍が、アフリカ・ナイジェリアのテロリスト集団に対し、激しい攻撃を行ったと、トランプ大統領が明らかにした。
「強力かつ致命的な攻撃を開始した」
トランプ氏は12月25日、SNSにおいて、ナイジェリアのISIS(イスラム国)に対し、強力かつ致命的な攻撃を開始したと述べ、さらに次のように続けた。
「私は以前、これらのテロリストに対し、キリスト教徒の虐殺を止めなければ、地獄の業火が降りかかるだろうと警告してきたが、今夜、まさにその通りになった。国防総省は、アメリカにしかできない完璧な攻撃を数多く実行した」
この攻撃の結果や正確な標的は、まだ明らかになっていない。
ナイジェリア西部ナイジャ州では11月21日、キリスト教系学校が武装勢力に襲われ、10代の生徒315人と教師12人が誘拐される事件が起きていた。(12月21日、ナイジェリア政府は、誘拐された生徒ら全員を取り戻したと発表している)
.@POTUS “Tonight, at my direction as Commander in Chief, the United States launched a powerful and deadly strike against ISIS Terrorist Scum in Northwest Nigeria, who have been targeting and viciously killing, primarily, innocent Christians, at levels not seen for many years, and… pic.twitter.com/ct7rUW128t
— Department of War 🇺🇸 (@DeptofWar) December 26, 2025
ナイジェリア政府が攻撃を支援
トランプ大統領は11月、誘拐事件などに言及しながら、ナイジェリア政府が「キリスト教徒の殺害を許し続けるなら」、ナイジェリアに「銃を乱射しながら」軍隊を送ると投稿していた。
これに対しナイジェリア政府は、キリスト教徒が迫害されているという主張を「現実の重大な歪曲」と反論していた。
しかし今回の攻撃は、ナイジェリア政府の支援と協力があり、アメリカのヘグセス国防長官も感謝の意を表明している。
またヘグセス国防長官は、今後もナイジェリアのISISに「攻撃を継続する」と示唆しており、SNSにも次のように投稿した。
「大統領は先月、ナイジェリア(そして他の地域)における、罪のないキリスト教徒の殺害は、終わらせなければならないと明言しました。@DeptofWar(戦争省)は常に準備万端です。ISISは今夜、クリスマスにそれを知りました。メリークリスマス!」
アメリカ軍は先日も、州兵2名が殺害された報復として、中東シリアにあるISISの拠点を大規模に攻撃している。(了)
出典元:ABC News:Trump says US launched strike on ISIS terrorists in Nigeria(12/26)

























