インドのガンジス川で赤ちゃんを発見、箱に入れられ流れてきた!
インドのガンジス川で、箱に入って流されてきた赤ちゃんが発見され、保護された。
スカーフに巻かれた女の子
6月14日、ウッタル・プラデーシュ州北部の街、Ghazipur市内を流れるガンジス川で、船頭の男性が、川岸で赤ん坊の泣き声を聞き、木箱を回収したという。
そして木箱を開けてみたところ、なんと中には生まれたばかりの女の子の赤ちゃんが入っていたそうだ。
装飾された箱の中で、赤ちゃんは赤いスカーフに巻かれており、中にはヒンドゥー教の女神「ヴィシュヌ」と「ドゥルガー」の絵も飾られていた。
21 day old girl child abandoned by the Ganges in Ghaziabad will be looked after state GOVT..CM @myogiadityanath instructs the admin to take “Baby Ganga” to a children’s home.. pic.twitter.com/Ul2tDfL6as
— Payal Mehta/પાયલ મેહતા/ पायल मेहता/ পাযেল মেহতা (@payalmehta100) June 16, 2021
女児殺しの割合が高い
赤ん坊は生後、21日経っていたとみられ、その後保護され、病院へ搬送されたという。
しかし健康状態には問題がなく、退院した後には、社会的なケアを受けることになるそうだ。
警察は、赤ん坊を川へ流すという動機については触れていないが、インドでは女の子に対する幼児殺しの割合が世界で最も高いと言われている。
特に教育や労働の機会も制限されている貧しい家庭では、女の子は経済的な負担とみなされているという。
このため超音波技術の発達により、多くは生まれてくる前に堕胎させられているが、生まれた後に捨てられることも珍しくはないそうだ。
赤ん坊が入れられた木箱には星占いのカードもあり、そこには生年月日と名前が記されていた。赤ん坊は、ガンジス川のヒンドゥー語に因み、「Ganga」と名付けられていたという。(了)
出典元:MailOnline:Incredible moment a newborn baby girl is found ALIVE floating in a wooden box decorated with images of Hindu gods in the Ganges river in India(6/17)