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変異株が蔓延したイギリスのこれまでの状況、最新の新規感染者や死者数は?

変異株が蔓延したイギリスのこれまでの状況、最新の新規感染者や死者数は?
flickr_Eric Huybrechts

新型コロナの変異株が蔓延したイギリスが、これまでどのような状況だったのか?それを振り返ると同時に、最新の状況もお伝えする。

 

昨年からの感染状況

 

イギリスでは昨年10月4日に1日の新規感染者が約2万人台となり、11月5日からイングランドでロックダウンを実施。11月12日の新規感染者が約3万4000人とピークを迎え、徐々に感染者は減っていった。

 

しかし12月10日頃から、再び感染者が増加し始め、今年の1月8日には1日の新規感染者が約6万8000人にまで達した。

 

Johns Hopkins University

 

おそらくこの時期には、すでに変異株が蔓延していたと考えられ、昨年12月30日には死者が982人、1月8日には1333人、1月13日には1568人と増加。1月20日にはついに1日の死者が1826人にまで達した。

 

しかしそこから徐々に死者数も減り始め、1月27日には死者が1726人、2月2日で1451人、2月9日で1052人となっていった。

 

Johns Hopkins University

最近の感染状況とは?

 

イギリスでは3月4日の時点で、これまで合計で420万人以上が新型コロナに感染。合計で12万4000人が死亡している。

 

しかし死者に関しては、検査で陽性と診断されて28日以内に亡くなった人しか、この数字には含まれていない。

 

そして3月4日(木)には、新型コロナの新規感染者が6573人となり、先週の木曜日の9985人に比べても減少傾向は続いている。また死者も3月4日には242人となり、先週の木曜日に比べても明らかに減った。さらに3月6日で159人、3月7日で82人、3月8日で65人にまで1日の死者数が減少した。

 

規制とワクチンの状況とは?

 

現在もイギリスではロックダウンが行われ、必要な食料品の買出しや病院での診察、または仕事などの限られた目的以外では、自宅に待機するよう求められている。

 

ワクチン接種については昨年の12月初旬から実施され、すでに約2100万人が1回目の接種を終え、2回目の接種を受けた人は95万人にのぼるという。

 

また1日に接種を受ける人数だが、1回目の場合は7日間を平均すると1日に約32万7000人が接種しており、今月は早い段階で1日に約40万人が接種を受けることになるという。(了)

 

 

出典元:BBC:Covid-19 in the UK: How many coronavirus cases are there in your area?(3/4)

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