ジンバブエで60人の生徒がUFO目撃した事件 BBCが過去の取材動画を公開
以前、アフリカで多くの生徒がUFOや宇宙人を見たと証言したことについて、今週イギリスの公共放送・BBCが過去の取材動画をツイッターに投稿した。
目の大きな宇宙人を見たと主張
1994年9月19日、ジンバブエの街、Ruwaにある「Ariel学校」で、生徒60人がUFOと宇宙人を目撃するという出来事があったという。
彼らは学校の校庭の近くにある藪の中で、目の大きな宇宙人や、色のついた明るい大きな物体が、非常に早く移動していったと主張していたそうだ。
当時、このニュースは世界中を駆け巡り、BBCのクルーも現地の生徒や教師を取材。その時の動画を、7月10日にツイッターで公開した。
In September 1994, people in the rural town of Ruwa in Zimbabwe reported a "strange craft" and lights in the sky. Around 60 children said they'd seen "aliens" land near their school playground
More: https://t.co/hJfrULwkLG pic.twitter.com/HMXP2V1ZOI
— BBC World Service (@bbcworldservice) July 10, 2021
多くの子供たちが同じような証言
動画の中で取材を受けていた生徒たちは、「私は、それがエイリアンだと思った」や「大きな目をしていた」と述べている。
ある男子生徒は、記者の質問に対して「それは木の所でキラキラ輝いているように見えた。それは丸くて、円盤のようだった」と説明。
また記者が「戦闘機ではないとはっきり言える?」と尋ねると、男の子は「それは円盤のようだったと」改めて、飛行機であることを否定した。
さらに別の女子生徒も、円盤のようなもののそばに、大きな黒い眼をした人物が立っていたと証言。すぐに円盤のようなものの中に戻っていったと語っている。
他の男子生徒も「木の間に銀色の物体があり、そこに(宇宙人のようなものが)座っていたり、もう1人が上から登ったり下りたりしていた」と述べていた。
大人たちも不思議な物体を目撃
この小学校の校長も、生徒たちが書いた複数の絵を示し、その物体が生徒たちのいう「何か」だったに違いないと認めている。ただ校長は、「UFOだった」と実際に断定するのには、抵抗があるように見受けられる。
生徒たちの保護者も当初は懐疑的な見方をしていたが、その後不思議な物体の目撃情報は、ジンバブエの他のエリアでも相次いだという。BBCのクルーは目撃した一般人にも取材。
ある女性も記者に対して「非常に明るいオレンジ色の輝きを見た」と証言。記者が「ヘリコプターとかでは?」と尋ねると、「いえいえ、それは非常に大きな丸いボールの形をしていました」と述べている。
他の男性も「2つのオレンジ色の球体を見た」とし、「最初は2つのエンジンがついたエアバス300かと思ったが、音がしないことに気づいた。合計で14人が見た」と語っている。(了)
出典元:BBC:The schoolkids who said they saw ‘aliens’(7/10)