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身体を動かせない障がい者が、遠隔でロボットを操作をするカフェが話題に

身体を動かせない障がい者が、遠隔でロボットを操作をするカフェが話題に
オリィ研究所

テクノロジーが発達した現代において、ロボットが人の代わりとなって働くということはそう新しいものではない。

 

そんな中、身体障がいや病気を患い身体を自由に動かすことのできない人が、ウェイター役を果たすロボットを遠隔で操作する日本のカフェが海外で話題を呼んでいる。

 

試験運用として期間限定運営!

 

この遠隔でロボットを操るという、革新的なコンセプトを打ち出すカフェを運営するのは「オリィ研究所」。

 

同研究所によるカフェ、その名も「分身ロボットカフェ-DAWN」は試験運用として先月26日から30日、そして今月3日から7日までの前半と後半に分けられ、期間限定で運営された。

 

オリィ研究所

ロボットは目の動きだけでの操作が可能

 

しかし身体を自由に動かすことのできない人が遠隔でロボットを操作するとは、一体どのような仕組みなのだろうか。

 

カフェにおいてウェイター役を果たすロボットは、“OriHime-D”と呼ばれるもの。

 

このOriHime-Dは全長約120㎝の子供ほどのサイズの人型ロボットで、“OriHime eye”と呼ばれる人の目の動きだけで操作することが可能な操作盤と共に使用することで、インターネットを通じた遠隔操作が可能となっている。

 

そのため筋萎縮性側索硬化症(ALS)や重度の障がいを患い身体を動かすことのできない人であっても、ロボットを操作することが可能となっているというわけだ。

 

オリィ研究所

ドリンクの受け渡しから会話まで!

 

今回の試験運営においてカフェでウェイターを務めたロボットは計5台で、操作は10人により行われた。

 

ロボットはドリンクを運び客へと受け渡すことはもちろんのこと、会話を行うことも可能だ。

 

その姿はまさしく身体を動かせない人の代理人といったところ。

 

これについてオリィ研究所の共同創設者で代表取締役の吉藤 健太朗氏は、「身体を自由に動かせない人であっても働ける世界を作りたい」と述べている。

 

ちなみに今回、ロボットを操作した人には1000円の時給が支払われたという。

 

また試験運用期間は終了してしまったものの、オリィ研究所は2020年を目標に、常設で同様のカフェをオープンさせることを目指しているという。

 

 

身体を動かすことのできない人であっても、遠隔でのロボット操作により働くことが可能なカフェ。今後ALSや重度の障がいを患う人が、社会に参画できる様々な道が広がっていくことを期待したい。(了)

 

 

出典:Boredpanda:Japanese Cafe Found A Way To Employ Paralysed People As Waiters

出典:オリィ研究所

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