イギリスで新型コロナにより438人が死亡、1日の感染者数は劇的に減少
イギリスで新型コロナウイルスにより、1日の死者数が再び400人を越えた。これは昨年2月以来の死亡者数になるという。
死者数は前週より14.7%増加
イギリスでは1月18日、過去24時間で新型コロナによる死者数は438人と報告された。
この死者数は2021年2月24日以来の多さとされ、当時は442人の死亡が確認されていたという。
直近7日間の死者数の合計は、1904人。前の週よりも14.7%増加しているそうだ。
ただし一日に数千人が亡くなっていた昨年の1月に比べれば、最近の死者数も低く抑えられているという。
1日の新規陽性者は減少を続ける
一方、新規の陽性者数は急激に減少している。
ジョンズ・ホプキンス大学のデータでも、1月4日に約22万6000人を記録したが、その後は減少。10日には14万5230人、11日に11万7337人、12日に13万1860人、13日日に10万6489人、15日に8万970人、16日は7万432人となっていた。(下のグラフでは、赤が新規陽性者、白が死者数)
18日は新規陽性者が9万4432人と少し増えたが、やはり1週間ごとの数値で見ると、約40%ずつ減少しており、入院者数も減少し続けているという。
このため新規陽性者の減少に続いて、死者数も減少すると考えられているそうだ。
イギリスのボリス・ジョンソン首相は、先月オミクロン株の拡散を阻止するために導入された「プランB」の制限をどのように解除するか、発表する準備に入ったという。
この「プランB」は「在宅勤務の勧告」「新型コロナパスの導入」「店内や公共交通機関でのマスク着用義務」などが含まれていたが、1月26日に期限切れとなる予定だった。
規制を延長するかどうかについてはまだ決定されていない。報道によれば、最も経済的に不利な規則(在宅勤務の勧告など)が解除される可能性がある一方で、マスク着用は当面継続される可能性があるという。(了)
出典元:METRO:UK records highest daily Covid death toll since February with 438 fatalities(1/18)