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ドイツ政府、ロシア富豪が所有する、700億円のスーパーヨットを押収

ドイツ政府、ロシア富豪が所有する、700億円のスーパーヨットを押収
Twitter/BNO News

ドイツ政府が、ロシアへの制裁リストにある大富豪のスーパーヨットを押収した。

 

プーチン政権を支えてきた「オリガルヒ」

 

ドイツ当局は3月2日、ロシアの大富豪、アリッシャー・ウスマノフ氏が所有するスーパーヨットをハンブルクの造船所で押収したという。

 

このスーパーヨットは約700億円(6億ドル)の価値があるとされ、ウスマノフ氏は、ロシアのウクライナ侵攻を受け、欧州連合から制裁を受ける億万長者のリストに含まれていたそうだ。

 

欧米各国は、プーチン政権を支えてきた「オリガルヒ」と呼ばれる新興財閥の富豪なども経済制裁の対象にし、資産の没収や凍結などの手続きを進めてきたと言われている。

 

フランスも地中海の港でヨットを押収

 

またフランスのブルーノ・ル・メール財務相も、地中海のラ・シオタ港で「ロスネフチ」の社長である、イゴール・セチン氏に所属するヨットを押収したと発表した。

 

「ロスネフチ」はロシア最大の国営石油会社で、押収されたヨットはセチン氏が主要株主であることが確認された企業が所有していたものだという。

 

メディア「フォーブス」がヨット業界の3人の情報源から得た報告では、ウスマノフ氏のヨット「ディルバー」は長さが156メートルもあり、総トン数で世界最大のモーターヨットとみなされている。

 

このヨットは、10月下旬から造船会社「Blohm+Voss」の敷地内に保管されていたとされ、今回法律に従いドイツ当局に引き渡されたようだ。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war latest news: Zelenskiy says defence lines holding against onslaught; Russian controls imposed in Kherson, says mayor – live(3/3)

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