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ウクライナ北東部の町で、ロシア軍の攻撃により500人以上の海外留学生が窮地に

ウクライナ北東部の町で、ロシア軍の攻撃により500人以上の海外留学生が窮地に
Twitter/NEXTA

ウクライナに残っている海外の留学生が、ロシア軍の攻撃により、窮地に立たされていると言われている。

 

アフリカ、アイルランド、インドの学生も

 

ウクライナ北東部の国境から40kmの地点にある町、スムイ(Sumy)には500人以上の海外からの留学生が取り残されているという。

 

彼らの多くはナイジェリア人で、他にもガーナやエチオピア、アンゴラ、タンザニア、ルワンダ、アイルランド、インド、レバノン、トルコから来た学生もいるそうだ。

 

学生たちは、先週ロシアの侵攻が始まって以来、多くのウクライナ人学生が逃げ出す中、大学側から残るようアドバイスを受け、現在5つのホステルの建物に留まっている。

 

食料と水の供給が少なくなっている

 

しかしロシア軍の攻撃により、この町では電車やバスは動いておらず、市外の道路や橋は破壊され、街の路上では戦闘が起きているという。

 

今年の1月にスムイに到着したナイジェリア人医学生のオルワセウン・アデフェミさんは、食料と水の供給がすでに少なくなっており、地元の店に行くのも安全ではないとし、次のように述べている。

 

「毎日、爆音が聞こえてきます。そのたびに壕に逃げ込まなければなりません。昨日は朝の6時か7時に爆風が聞こえました。爆風が聞こえたら、地下室に逃げ込みます。(略)食料も水もありません。今あるのは主にソーダ水です」

 

今までのところ、紛争は主に市郊外に集中しているが、ロシア軍がまもなく市内に侵入するのではないかとの懸念が高まっている。(了)

 

出典元:The Guardian:More than 500 international students trapped in Ukrainian town – as it happened(3/3)

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