Switch news

知っておきたい世界のニュース

ウクライナの駅にロシア軍がミサイル攻撃、子供を含む52人が死亡

ウクライナの駅にロシア軍がミサイル攻撃、子供を含む52人が死亡
Twitter/Dmytro Kuleba

ウクライナ東部の町、クラマトルスクにある駅に対し、ロシア軍による2発のミサイル攻撃が行われ、多くの犠牲者を出した。

 

現場の生々しい状況

 

4月8日、クラマトルスク駅は、同地域での戦闘が激化する前に避難しようとした高齢者や女性、子どもなど4000人で埋め尽くされていたという。

 

 

このクラマトルスク駅に、ロシア軍は2発のミサイル撃ち込んだ。その結果、現時点で少なくとも52人の市民が死亡したと言われている。

 

ロシア軍の別のミサイルは不発だったみられ、現場付近に残されていたが、そのボディにはロシア語で「子供たちへ」と書かれていたという。

 

現在、現場には血まみれのぬいぐるみや、防水シートで覆われた死者などが残されているそうだ。下のツイートは攻撃直後の写真。閲覧にはご注意いただきたい。

 

スポンサーリンク

「これは際限のない悪だ」

 

この駅への攻撃に対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は声明を発表。ロシア軍が意図的に市民を攻撃していると非難し、次のように述べた。

 

「戦場で我々に立ち向かう強さと勇気を欠いたまま、彼らは市民を冷笑的に破壊している。これは際限のない悪だ。そして、もし罰せられないなら、それは決して止まらないだろう」

 

ドネツク州の知事も次のように述べている。

 

「Rashists(ラシスト:ロシアのファシスト)は、自分たちがどこを狙っているのか、何をしたいのかをよく知っていた。パニックと恐怖をまき散らし、できるだけ多くの民間人を奪いたかったのだ。当初は鉄道の線路だけを狙っていたが、今は線路だけでなく、人間を狙ったクラスター弾を含むミサイルを発射している。これは、この攻撃が民間人に対するものであることの間違いのない証拠だ」

 

スポンサーリンク

イギリス・ドイツの首脳もロシアを非難

 

イギリスのボリス・ジョンソン首相も、ドイツのオラフ・ショルツ首相との共同記者会見において、クラマトルスク駅へのロシア軍の攻撃を非難。次のように語った。

 

「ウクライナ東部の鉄道駅での攻撃は、かつて威信を誇ったプーチンの軍隊が、どれほど地に堕ちたかを示している。民間人を無差別に攻撃するのは戦争犯罪であり、ウクライナにおけるロシアの犯罪が見過ごされ、罰せられないということはないだろう」

 

ドイツのショルツ首相も「ウラジーミル・プーチン氏がこれらの戦争犯罪の責任を負っていることに同意する」と述べ、「私はロシアに対し、最終的に停戦に合意し、軍を撤退させるよう再度要求する。この戦争は直ちに止める必要がある」と語った。

 

アメリカの国防総省は、クラマトルスク駅へのロシア軍の攻撃について、短距離弾道ミサイルが使われた可能性があるとの見方を示した。

 

その短距離弾道ミサイルとは、「SS-21スカラベミサイル」と考えられ、クラスター爆弾の使用については、不明だとの見解を示したという。

 

また国防総省の当局者は、「我々は、ロシアが自分たちの責任ではないという否定を信じない」と述べている。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war latest: children among at least 50 people killed in Kramatorsk train station attack – live(4/8)

記事が気に入ったら、ツイッターで
Switch Newsをフォローしよう!

Return Top