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イギリス上空に火球が出現、隕石が落下している可能性

イギリス上空に火球が出現、隕石が落下している可能性
Twitter/Richard Cannon

先日、イギリスで火球が目撃されたが、その後燃え残った隕石が地球上に落下している可能性が指摘されている。

 

100gほどが残り、落下した可能性

 

先々週、イギリスの上空でまばゆい火球が目撃されたが、その際約20kg(44ポンド)の小惑星の岩石が、秒速30km近くで大気圏に突入したと考えられるという。

 

岩石のほとんどは数秒のうちに大気圏で燃え尽きてしまったが、100gほどが残り、それがウェールズの町、ブリッジェンドの北にある地域に落下したと計算されているそうだ。

 

UK Fireball Alliance (UKFAll)のメンバーで、国立博物館カーディフのヤナ・ホラーク博士は、その隕石が「おそらく光沢のある黒か茶色」だと推測している。

 

隕石を見つけた場合のアドバイス

 

隕石を見つけたら、どうすればいいのか?イギリスの自然史博物館の科学者である、アシュリー・キング博士は次のように述べている。

 

「隕石は熱くなく、他の岩石と同じように安全に扱えますが、できれば素手で拾わないでください、石が汚染されます。また、磁石を使ったテストは、貴重な情報を破壊する可能性がありますのでおやめください」

 

「芝生や歩道の上など、普段はあまり石が見つからない場所にあるかもしれません。危険を冒してまで探したり、立ち入ってはいけない場所には入ったりしないで下さい。しかし、計算された落下範囲内で場違いなものを見つけた場合、我々は必ずそれを確認したいと思います」

 

その上で博士は、隕石の破片を見つけたと思われる人に、写真とその場所の座標をメールで送るようお願いしている。(了)

 

出典元:BBC:Space: Meteor fragments could have landed in south Wales(5/20)

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