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英男性、アフリカ大陸の縦断に成功、1万6000kmを走破

英男性、アフリカ大陸の縦断に成功、1万6000kmを走破
X_Russ Cook

イギリス人の男性が、アフリカ大陸をマラソンで縦断することに成功した。

 

昨年4月、南アフリカの最南端から出発

 

その男性とは、イングランド・ウェスト・サセックス出身のラス・クックさん(27)だ。

 

彼は2023年4月22日、南アフリカ最南端のアグラス岬から出発。そこからアフリカを北上し、352 日間かけてマラソンを続けたという。

 

そして4月7日、目的地のチュニジアに到着。アフリカ大陸をマラソンで縦断することに成功した。

 

1万6000 km以上の距離を走る

 

クックさんは、熱帯雨林を駆け抜け、山脈を越え、サハラ砂漠を横断。結局、アフリカの16カ国を渡り、9940マイル(約1万6000 km) 以上も走ったことになるという。

 

彼は、アフリカ南部から北部まで、マラソンで走破した最初の人物だと考えられているが、途中さまざまな危険にも遭遇したそうだ。

 

実際に、アンゴラでは強盗に銃を突き付けられたり、コンゴ共和国ではナタを持った男らによって一時的に拘束されたりしたという。

 

また健康上の問題にも直面し、複雑なビザ申請にも対応しなければならなかったとか。

 

さらに200日目には、ナイジェリアの医師のアドバイスに従い、1日に走る距離を減らしたそうだ。

 

ゴールまであと1日となった時、クックさんは「Sky News」に対して、次のように語っていた。

 

「言葉で表すのは非常に難しいです。352日間の遠征、長い間、家族やガールフレンドに会えず、体はとても痛んでいますが、あと1日、文句を言うつもりはありません」(了)

 

出典元:The Guardian:‘I’m a little bit tired’: Briton becomes first person to run the length of Africa(4/7)

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