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ロシアのメディアに、プーチン大統領のディープフェイク映像が流される【動画】

ロシアのメディアに、プーチン大統領のディープフェイク映像が流される【動画】
Twitter/@GraniTweet

6月5日、ロシアの一部の地域で、プーチン大統領のディープフェイク映像が流された、と報じられている。

 

戒厳令を宣言、総動員令を命じる

 

ロシア国内では、6月5日、国境付近のベルゴロド州や南西部のボロネジ州、ロストフ州において、プーチン大統領のディープフェイクの映像がテレビで放送されたという。

 

その映像の中で、プーチン氏と思われる人物は、これらの地域に戒厳令を宣言し、総動員を命じるとし、次のように述べていた。

 

「市民。そして兄弟、姉妹の皆さん、本日午前4時、ワシントンの支援を受けたウクライナ軍はクルスク州、ベロゴロド州、ブリャンスク州地域に侵入しました。我々の国境警備隊や軍は、侵入者の部隊を撃退するために戦っています。私の命令は、クルスク州、ベロゴロド州、ブリャンスク州に戒厳令を導入することです。そして今日、私は総動員令に署名する予定です。危険で反逆的な敵と戦うため、ロシア連邦のすべての軍を統一する必要があるのです」

 

その映像がこちら。

 

 

しかしその後、ロシア政府のペスコフ報道官は、国営のタス通信に対し、これらの映像がディープフェイクだったとし、プーチン大統領はこのような演説をしていないと主張。

 

その上で、ラジオやテレビの一部で、ハッキングが行われ、ディープフェイク映像(または音声)が流されたとの見方を示した。

 

ロシア国内では、たびたびテレビなどがハッキングされ、以前は核攻撃に関する偽情報も流されている。(了)

 

ロシアのテレビがハッキングされ、核攻撃警報が放送される

 

出典元:SEMAFOR:Deep fake video of Putin declaring martial law is broadcast in parts of Russia(6/5)

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