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ボディポジティブを推進する広告、英モデルが自分の画像を勝手に使われたと主張

ボディポジティブを推進する広告、英モデルが自分の画像を勝手に使われたと主張
Twitter/Esther L. Barceló

スペインの公的機関の広告で、自分の画像が許可なく使われたと、イギリス人女性が主張している。

 

女性にビーチに行くことを勧めるキャンペーン

 

先日、スペインの平等省は、自分の体がどう見えるかを気にする女性に、ビーチに行くことを勧める夏のキャンペーンを開始した。

 

そして作られたポスターには、「夏は私たちのものでもある」というスローガンが掲げられ、体型もサイズも異なる5人の多様な女性が描かれ、その中には乳房切除後の上半身裸の女性もいたという。

 

この広告は、ボディポジティブ(自身の体を前向きにとらえること)を推進するためのもので、ポスターはこの活動を支える研究所「Women’s Institute」によって先週発表された。

 

Twitter/Irene Montero

インスタグラムの写真が使われていた

 

しかしその後、ロンドン出身のモデル、Nyome Nicholas-Williamsさんは、自身のInstagramフィードからの写真が、知らないうちにポスターで使用されたと主張した。

 

Nyomeさんはポスターの中で金色のビキニを着用し、砂浜に座り、振り向いている姿で描かれていた。

 

Nyomeさんが写真の転用に気づいたきっかけはフォロワーだ。このキャンペーンが世界のメディアで大きく取り上げられた後、7万8000人のフォロワーの一人がNyomeさんに注意を促してくれたという。

 

Twitter/Irene Montero

イラストレーターが謝罪。しかし…

 

Nyomeさんはその後、自身のインスタグラムで苦情を投稿。すると最終的にポスターを作成したイラストレーターから連絡を受けたそうだ。

 

イラストレーターは、時間がなかったため彼女の画像を使ったとして謝罪。Nyomeさんに補償すると伝えたという。しかしNyomeさんは、次のように語っている。

 

「私は、それが前向きというよりも、非常に後ろ向きであると感じています。もし、最初に尋ねてくれていたら、私は決断できたでしょうし、おそらくイエスと答えたでしょうから」(了)

 

出典元:BBC:Spanish beach body campaign used my image without asking – model(7/30)

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