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イギリスではチャールズ3世の即位式が行われ、正式に国王に就任した。そしてバッキンガム宮殿に向かう道で、1人の男が柵を越えて飛び出し、警察官に取り押さえられる出来事があった。

国王が人々に直接触れ合い挨拶

「王位継承評議会」は10日、ロンドンにあるセント・ジェイムズ宮殿に集まり、チャールズ3世が国王に即位したことを正式に発表した。

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— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) September 11, 2022

その後、チャールズ国王は、宣誓書に署名。母のエリザベス女王による「目覚ましい手本にならうよう努力する」と述べたという。

やがて、チャールズ国王はカミラ夫人とともにバッキンガム宮殿に向かった。そして車を降り、集まっていた人々に自ら近寄り、握手を交わしたそうだ。

男が道路に踊り出る

しかしチャールズ国王を乗せた車列が通る少し前、1人の男が柵を越えて、道路に飛び出すという出来事が起きた。

5人の警察官が迅速に行動し、男にタックル。数秒で男を取り押さえ、身動きできないようにし、手錠をかけたという。

Man TACKLED to the ground by police after jumping barrier onto the Mall in Central London just before King Charles sailed through #queen #QueenElizabeth #QueenElizabethII #LondonBridge #London pic.twitter.com/X1y8Gc83CF

— Urban Pictures (@Urban_Pictures) September 10, 2022

その後、黒いTシャツとスキニージーンズに身を包んだ男は、身体検査を受けた後、待機していた警察の車に連れて行かれたそうだ。

男がなぜ柵を越えようとしていたのか、何をしようとしていたのかは分かっていない。

ネットでは「ただ道路を渡ろうとしていただけではないか？人混みのせいで帰るのが悪夢だった」といった意見が寄せられている一方、「男の意図がどうであれ、国王の安全のためには、警察はリスクを冒すわけにはいかない」とのコメントもあったという。

しかし警察の素早い行動により、チャールズ国王を乗せた車列は滞ることなく進んだと言われている。

即位したチャールズ国王は、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の君主として、イングランド国教会の最高指導者、イギリス軍最高司令官、英連邦諸国と世界中の英国領の国家元首の役割を担うことになる。（了）

出典元：MailOnline：Man jumps barrier and tries to run in front of King Charles III’s car as police bundle him to the ground(9/10)