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地面に平らに広がっているリスが多数出現、目撃した人もびっくり

地面に平らに広がっているリスが多数出現、目撃した人もびっくり
Twitter/Jeff Goodall

アメリカのサンフランシスコでは、リスが両手足を伸ばして地面などにうずくまり、動かない様子が多く目撃されているらしい。

 

お腹を地面などにつけるリス

 

メディア「SFGate」によると、サンフランシスコでは地面で動かないリスが目撃され、「リスが平らに広がっている」といった報告が野生動物施設に数多く寄せられているという。

 

またネットにも、リスが手を広げてお腹を地面などにつけている様子が投稿され、「驚いた」といった意見も寄せられている。

 

実はこの行動は「スプローティング(sploot:平らな姿勢)」と呼ばれるもので、動物たちが体温を下げるための行為と考えられているそうだ。

 

Twitter/Roko’s Basilisk’s Modern Life
Twitter/Roko’s Basilisk’s Modern Life
Twitter/Roko’s Basilisk’s Modern Life

病気や怪我だと思い込む人も

 

カリフォルニア州の住民の多くは、これまで「スプローティング」という言葉を知らなかったらしく、リスが病気か怪我をしていると思い込んでいる人もいたという。

 

このため野生動物施設や公園などは、リスが体温を下げているだけだと住民に知らせており、「放っておくように」と伝えているそうだ。

 

 

もっともリスが若かったり、木から落ちていたりする場合は、野生動物保護局に連絡する方が良く、また暑い日には皿に水を入れて与えると、リスの水分補給に役立つという。

 

サンフランシスコ・ベイエリアは記録的な熱波に見舞われており、同じく熱波に見舞われたニューヨーク州やコロラド州でも、リスの「スプローティング」が報告されているそうだ。

 

またサンフランシスコの町、サン・ラファエルにあるワイルドケアによれば、この夏は「熱中症になった若いリス」が多く運ばれ、「暑さに苦しむ鹿や、暑さで喘いで横倒しになった鳥についての通報もあった」という。

 

リスは涼しい表面に触れることで体温を下げるが、寒い時期にも、より暖かくなるように、「スプローティング」をするそうだ。(了)

 

出典元:MailOnline:‘Splooting’ squirrels are ‘freaking people out’ in the San Francisco Bay: Animals are spotted stretching out on the ground all over the city to cool down in record-breaking heatwave(9/9)

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