「こんなクソみたいなもの…」ロシア軍が兵士に錆びた銃を支給か?
ロシア軍が、新たに招集した人に対して、錆びた銃を支給していたとする動画が、ネット上に投稿されている。
極東地域で招集された兵らの動画
その動画は正確に確認されたわけではないが、ロシア極東のプリモンスキー地方で招集された兵士たちが映っているという。
彼らは戦車兵として動員されたようだが、倉庫から長く使われなくなった錆びた銃を支給されたそうだ。
動画では支給された兵士らが汚い言葉で落胆を表し、「こんなクソみたいなもの(錆びたカラシニコフ)を渡されたのは戦車兵だ」や「これが、我々が手にする機関銃だ」といった不満の声が聞こえている。
Russian men who have just been mobilized receive their “new” Kalashnikovs.
They aren’t happy with the quality to say the least.
The man recording says “I can’t even comment on this”.
Off to the meat grinder you go… pic.twitter.com/fXVTOgPnI0
— Visegrád 24 (@visegrad24) September 24, 2022
1959年に導入されたライフルか?
ネットの情報通によれば、この銃はAKMと呼ばれるもので、ソビエトが1959年に導入した、ガスで作動するアサルトライフルだという。(この点については確認されていない。AK-47の改良型との情報もある)
AKMはAK-47よりも軽量で製造コストが安い。しかしソ連軍では、1970年代後半に他の銃に置き換えられたそうだ。
ウクライナとの国境に近い場所で撮影された別の動画では、ロシア軍により新たに動員された予備役兵が、「老朽化した」軍用トラックで運ばれている様子が映し出されているという。
ロシア軍は、ウクライナとの戦争で使用する武器が不足しているとも言われており、今回の動画も古いソ連の武器を掘り起こしていることが示唆されている。(了)
出展元:MailOnline:Russian conscripts sent into Ukraine with RUSTY AKs: Civilian reservists forced to join Putin’s war machine are handed worn out weapons before heading to frontline(9/25)