8歳の少年がエル・キャピタンの登頂に成功、最年少の記録を更新
アメリカで、登るのが難しいとされる崖(花崗岩の岩)を少年が登り切り、注目を集めている。
父親などと一緒に登る
その少年とは、コロラド州に住む小学2年生のサム・ベイカー君(8)だ。
彼は10月28日、カリフォルニア州のヨセミテ公園にある崖、エル・キャピタンに挑戦したという。
サム君は、父親のジョー・ベイカーさんを含むチームの助けを借り、アンカーとロープを使って900メートルを超える崖を登り切ったそうだ。
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3歳の時に初めて岩場を登る
サム君は、エル・キャピタンでロープ登攀に成功した最年少の少年となり、快挙を成し遂げた。
それまでの最年少記録は、セラ・シュナイター君。彼は2019年6月、当時10歳の時に5日間かけてエル・キャピタンの頂上に登ったという。
サム君は3歳の時、コロラド州コロラドスプリングスにある「神々の庭園(Garden of the Gods)」という岩場を初めて登ったそうだ。
それ以来、ヨセミテ公園にある「ロスト・アロー・スパイア」や「フェアビュー・ドーム」など、他の主要な岩場も登り切ったという。
エル・キャピタン登頂のために、サム君は過去2年間、少なくとも週に3日はトレーニングをしてきたとか。
父親のジョー・ベイカーさんも、エル・キャピタンに登ったことはあるが、麓から頂上まで登ったことはなく、今回息子と一緒に初めて登頂に成功したという。
エル・キャピタンは登るのに難しい場所とされ、ロック・クライミングのメッカのような存在とされている。(了)
出典元:GMA:Meet the 8-year-old who just made history as the youngest to climb El Capitan(10/30)