エリザベス女王は癌を患っていた?夫の友人が著書で主張
イギリスのエリザベス女王に関する本が出版されることになり、晩年には癌と戦っていたことが書かれているという。
骨髄腫を患っていたと主張
その本とは「エリザベス:An Intimate Portrait(親密な肖像)」というタイトルで、著者はGyles Brandreth氏とされている。
Brandreth氏は、エリザベス女王の夫である故・フィリップ殿下の友人で、著書において女王が晩年、骨髄癌に苦しんでいたと主張している、
彼は著書において「女王が骨髄の癌である、骨髄腫の一種を患っていると聞きました。このことは、彼女の疲れや体重減少、そして彼女の人生の最後の一年ほどの間にしばしば言われた、移動の問題を説明するものです」と書いているという。
死亡診断書には「老衰」
もっともスコットランド国立公文書館が公開した死亡診断書には、女王の死因が「老衰」と書かれており、死亡時刻も9月8日の午後3時10分と記されている。
Brandreth氏によれば、骨髄腫の最も一般的な症状は骨の痛みで、特に骨盤や腰の痛みが強く、多発性骨髄腫は高齢者に多く発症する病気だという。
現在のところ、治療法は確立されていないが、免疫システムを調整する薬や、骨が弱くなるのを防ぐ薬などの治療により、患者の生存期間を数ヶ月から2~3年延長することができるそうだ。
夫のそばを離れなかった女王
またその本によれば、夫のフィリップ殿下が亡くなった時、エリザベス女王は一緒にいようとし、最後の数週間は「ほとんどそばを離れなかった」という。
夫が亡くなった後は、「個人的なつらい悲しみ」の時期が続いたが、女王は愛する人々に大きな慰めを見出し、仕事を続けることが自分にとっての「キリスト教的義務」であると信じたそうだ。
またエリザベス女王は、警察の汚職特捜班の姿を描いたドラマ『Line of Duty』が大好きで、そのような物語が元気を出すのに役立ったという。(了)
出典元:METRO:Queen ‘was battling painful cancer’ in her final months, new book claims(11/25)