CES2023で目撃されたデロリアンのEVプロトタイプがかっこいい
映画『バック·トゥ·ザ·フューチャー』シリーズに登場する、車型タイムマシンのモデルになった「デロリアン·DMC-12」が進化した。
アメリカの自動車メーカ「デロリアン·モーター·カンパニー」は、ラスベガスで開催されたハイテク関連の大イベント「CES 2023」で、新世代デロリアンのプロトタイプを発表。その未来的なスタイルが話題になっている。
自動車?それとも宇宙船?
発表された新デロリアンのプロトタイプについて、どういうわけか大手メディアはほとんど取り上げていない。だが、CESの会場では一際目立っていたようだ。ツイッターに写真や動画が上がっている。
So a very futuristic looking DeLorean is @CES this year. #DeLorean #CES2023 #CES #automobile #vehicles #ElectricVehicles #backtothefuture pic.twitter.com/bZdu72TzZ6
— Tee/ThatsITLA (@ThatsITLA) January 6, 2023
Here’s why #DeLorean is trending at CES. #BackToTheFuture.#CES2023 https://t.co/wvcMXbnybw pic.twitter.com/ZJAcADSJXy
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This new DeLorean at @CES is an all electric powered vehicle. #DeLorean #CES2023 #CES #automobile #vehicles #ElectricVehicles #backtothefuture pic.twitter.com/VxbaWZVpZE
— Tee/ThatsITLA (@ThatsITLA) January 6, 2023
これを見たイギリスメディア「Metro」の記者は、「自動車か……宇宙船か?」と書いているが、その通りと言っていいだろう。オフロードレーシングタイプのボディは、SF映画に登場する小型宇宙船のよう。火星の荒野を疾走するのが似合いそうだ。
未来感一杯のデザインに魅せられたのは、「The Sun」紙の記者も同じらしい。冗談交じりに「この車に、次元転移装置とホバーボードが付属しているかは明らかでない」と書いている。
ホバーボードは浮遊するスケートボードのことで、次元転移装置(フラックス·キャパシター)とともに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場する。
最高時速約250kmの電気自動車
この車のスペックに関して、分かっていることは少ない。すでに実車として発表されている「デロリアン Alpha5」がベースになっているらしく、1回のフル充電で300マイル(約482km)の走行が可能。また、時速0-60マイル(約96km)まで加速するのに3秒とかからない。最高時速は155マイル(約250km)。
デロリアンのトレードマークとも言えるガルウイングは、このプロトタイプにも継承されている。だが、Metroの記者によれば、実際に開けてみて確認することはできなかったそうだ。(了)
出典元:The Sun:Back to the Future car maker DeLorean reveals hi-tech vehicle based on off-road racers(1/6)
出典元:Metro:All-electric DeLorean car spotted at massive Las Vegas tech show(1/6)