アメリカの高校でポルノ小説を書く宿題、保護者怒る
アメリカ·オレゴン州の高校で、生徒に「セクシャル·ファンタジー」の短編を書くという宿題が出されていた。「鳥の羽、味付きシロップ、マッサージオイルを作中で使うように」といったあからさまな指示もあった。海外の複数のメディアが伝えている。
授業計画(シラバス)で決められた宿題
その高校は、オレゴン州·ユージーン市にあるChurchill High School。生徒たちに出された宿題は、性的空想(セクシャル·ファンタジー)を具体的に描写したショートストーリーを書くことだった。
これは一人の先生が勝手に決めたものではなく、学区で承認された授業計画(シラバス)に従った宿題だったとのこと。つまり、全生徒が必ず18禁ストーリーを書かなければならない。
宿題は高校のサイトを通して出された。そのページは現在取り下げられているが、メディアによると以下のような指示が生徒に出されていた。
1~2パラグラフのショートストーリーを書きましょう。ストーリーの中身はセクシャル·ファンタジーです。ただしどんな種類の挿入も、オーラルセックスもいけません。(性病をうつすのはだめです)
ストーリーの中で使う小道具(ロマンチックな音楽、ロウソク、マッサージオイル、鳥の羽、羽毛の襟巻き、甘い味つきシロップなど)を3つ選ぶこと。ストーリーは、セックスなしでの愛ある身体の触れ合いが表現されていなければなりません。
生徒にとっては「気味悪い」宿題
この宿題に、多くの親たちが激怒したと報じられている。また、生徒たちは「動揺し、気まずい思いをし、(この宿題を)気味悪がった」という。
「学区がこういうカリキュラムを承認したんですよね? 本当にちゃんとチェックしてるんでしょうか。もしそうなら、全米のスキャンダルになりますよ」地元メディアの取材を受けたある母親はこう話す。
この高校では以前にも、保健の授業中に過激な課題が出ている。「それを誰とするか?」というテーマの課題で、様々な性行為(アナルセックスやオーラルセックスなど)をルーレットで生徒に割り当て、それをクラスメイトの誰としたいかを、イニシャルで答えさせるものだった。(了)
出典元:NDTV:‘Sexual Fantasy’ Assignment At US School Outrages Parents(3/16)
出典元:KEZI:More controversial assignments in Churchill High School’s health class cause increased outrage(3/13)