カリフォルニア上空で複数の光る物体を確認、その正体とは?【動画】
先日、アメリカのカリフォルニア州で、複数の謎めいた光る物体が、夜空を横切る様子が撮影された。
パーティーに参加していた人々が目撃
3月17日、カリフォルニア州の町、サクラメントでパーティーに参加していた人々が、上空で光りながら流れていく、複数の物体を目撃したという。
撮影したJaime Hernandezさんは当時、醸造会社「King Cong Brewing Company」にいたそうだ。
その時、グループの何人かが、上空を横切っていく光に気づき、Hernandezさんも約40秒間流れていく光を撮影した。それがこちら。
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スペース・デブリの可能性
その後、醸造会社のオーナーは、Hernandezさんの動画を会社のインスタグラムに投稿。「誰か、謎を解ける人はいませんか?」と他のユーザーに問いかけ、注目を集めたという。
ハーバード大学およびスミソニアン天体物理学センターのJon McDowell氏は、メディアの取材に対して、これが「燃焼中のスペース・デブリ(宇宙ゴミ)によるものだと99.9%確信している」と述べている。
McDowell氏は、ニューヨーク・タイムズ紙に対しても「2020年2月に国際宇宙ステーションから投棄された通信機器が原因である可能性が高い」と語っている。
また彼によれば、アメリカ宇宙軍も、軌道間通信システムにより、カリフォルニア上空で物体の再突入経路を確認しており、そのタイミングは、人々が空で見たものと一致していたという。(了)
出典元:The Guardian:Mystery solved after strange lights spotted over California night sky(3/20)