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ウクライナに2種類の防空システムが到着、夜空に不思議な閃光も

ウクライナに2種類の防空システムが到着、夜空に不思議な閃光も
Twitter/Oleksii Reznikov

ウクライナ側が、2種類の防空システムを受け取ったことが報じられている。

 

ドイツの「Iris-T」も到着か

 

ウクライナは19日、西側諸国から防空システム「パトリオット」を複数受け取ったことが明らかになっている。

 

ウクライナのレズニコフ国防大臣は、ツイッターに「パトリオット」の写真を投稿し、提供してくれたアメリカ、ドイツ、オランダの各政府に感謝の意を伝えた。

 

 

しかしそれ以外にも、ドイツ製の防空システム「Iris-T」がウクライナに到着したという。

 

ドイツはこの「Iris-T」を4台提供すると約束しており、今回そのうちの2台目が供与されたそうだ。

 

これに関しては公式発表されていないが、ドイツの新聞が政府関係者からの話として伝えた。

 

Twitter/C4H10FO2P

 

ロシアの侵攻初期からウクライナの空軍は力が不足していたため、ウクライナはロシア軍の空爆に丸裸にされており、以前から西側諸国にミサイルシステムの提供を強く求めてきた。

 

デンマークやオランダも戦車を供与

 

またデンマークは4月20日、オランダとともに、ウクライナへ戦車「レオパルト2」を14両供与する予定だと明らかにした。

 

デンマークのトロエル・ルンド・ポウルセン国防相代理は、これらの戦車はデンマークのものではなく、「オランダと共同で購入する戦車」であると述べた。

 

またデンマークのラース・ルッケ・ラスムセン外相は、これを「非常に重要な貢献だ」と表現している。

 

まばゆい閃光が夜空を照らす

 

また19日の夜には、ウクライナの首都・キーウ上空に謎の閃光が輝いたという。

 

閃光が目撃されたのは現地時間の午後10時頃で、一瞬町を非常に明るく照らし出したそうだ。

 

 

この時、空襲警報が発令されたが、防空システムは作動しておらず、直後にウクライナ空軍が「閃光は、衛星・隕石の落下に関連するものだ」と発表したという。

 

 

実は、NASAは今週初め、引退した300kgの衛星が4月19日のある時間帯に大気圏に再突入すると発表していた。

 

しかしこの閃光の目撃情報があってから、NASAの広報担当者は、これが衛星の落下であることを否定。「その再突入はまだ起こっていない.」と述べたそうだ。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war live: Nato’s Stoltenberg visits Kyiv; Denmark and Netherlands to donate Leopard tanks(4/20)

出典元:The Guardian:Confusion over cause of flash in sky over Kyiv after Nasa denies involvement(4/20)

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