露・ペスコフ報道官の息子、徴兵されウクライナの前線へ送られていた
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ロシアのドミトリー・ペスコフ報道官(55)の息子が、実はウクライナの戦場へ送られていたことが報じられている。
「砲兵として連れて行け」
プーチン政権の最高幹部の1人であるペスコフ報道官の息子、ニコライ・ペスコフ氏(32)は昨年、動員令が出された時、「自分は動員されるべき人物ではない」といった趣旨のことを述べていた。
しかしロシアの民間軍事会社「ワグネル」のトップ、エフゲニー・プリゴジン氏によれば、その後父親のペスコフ報道官が、息子のことを尋ねてきて、「彼を単なる砲兵として連れて行け」と命じたという。
プリゴジン氏は「彼(ニコライ)は他の人と同じように、膝まで泥にまみれ、ウラガン(多連装ロケットランチャー)を操りながら、仕えていた。このことを知っている人はほとんどいないでしょう」と述べている。
もっともニコライ氏は、多くの兵が「大砲の餌食」とされた最前線にはいなかったようだが、ロシアの最高幹部の息子が戦場へ送られるのは珍しいとされている。
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数カ月は兵役に就いていた可能性
ニコライ氏はイギリスで教育を受けており、以前はロシア軍の核ロケット部隊に配属され、その後はロシアのプロパガンダ・メディア「RT」で、スポーツジャーナリストとして働いていたという。
プリゴジン氏によれば、ニコライ氏は少なくとも数カ月、ウクライナで兵役に就いていたという。
また自称・ドネツク人民共和国の元国防大臣であるIgor Girkin氏も、「ニコライが前線から14マイル(約23km)離れた場所で、最小限のリスクしかない役割に就いていた可能性が高い」と述べている。
さらにGirkin氏も、エリートの子弟が前線に送られるのは珍しいと認めているそうだ。(了)
出典元:MailOnline:British-educated son of Kremlin spokesman Dimitry Peskov is ordered by his father to serve as artilleryman in Putin’s war in Ukraine(4/22)
出典元:METRO:Son of top Putin crony fought in Ukraine after bragging about dodging call-up(4/22)