ロシア軍の戦闘機2機、ヘリ2機が墜落、自軍のミサイルで撃墜された可能性【動画】
ウクライナとの国境に近いロシア領内で先日、戦闘機やヘリコプターが相次いで墜落した。
「Su-34」「Su-35」などが墜落
ロシアの報道によれば、それぞれの機体が墜落したのは、ロシアのブリャンスク州だという。
「Su-34超音速戦闘爆撃機」と「Su-35単座戦闘機」、そして「Mi-8」ヘリコプター2機が、ミサイル攻撃によって撃墜された可能性が指摘されているそうだ。
「Su-34」は、ブリャンスク州の町、スタロドゥブ近郊のイストロフカ村に墜落。パイロットとナビゲーターは脱出に失敗して、死亡したと考えられている。
また「Mi-8」2機のうち、1機はブリャンスク州の町クリンツィ上空で、もう1機はウネチスキー地区のヴォルクスティチ村の近くで撃墜されたと報道されている。
Close up of downed Mi-8 in Bryansk. Together with Su-35 and Su-34 this is huge and most painful loss for Russian Aerospace Forces and many lives saved for Ukrainians pic.twitter.com/L7mlORVMKw
— Maria Avdeeva (@maria_avdv) May 13, 2023
Russian Telegram channels report that a second helicopter could have crashed near Starodub, Bryansk region.
What is going on there? pic.twitter.com/Omd5DJFiq3
— Anton Gerashchenko (@Gerashchenko_en) May 13, 2023
RU Su-34 Bryansk 🔥🔥🔥 pic.twitter.com/p41AQ1e6ZI
— MAKS 22🇺🇦🔜 (@Maks_NAFO_FELLA) May 13, 2023
ロシア軍のミサイルが撃墜?
一部の報道では、墜落した飛行機とヘリコプターの数は合計で3機とされているが、ロシア当局とつながりのある「Mash」と「Baza」のメディアは、墜落した航空機の数は合計4機であると主張している。
また、いずれの機体も戦闘任務から帰還したもので、少なくとも4人の乗組員が死亡したと述べている。
この墜落は、ウクライナ国境から約64kmの地点で発生したとされ、味方のロシア軍のミサイルによって撃墜されたとする報告もあるという。
どうも情報が錯綜して、正確な原因が明らかになっていないが、この事件も最近ロシアで起きている不可解な出来事の1つなのかもしれない。(了)
出典元:MailOnline:Russia ‘loses two warplanes and two military helicopters to friendly fire by their own air defence missiles’ on Putin’s side of the Ukraine border(5/13)