オーストラリア上空に謎の物体が出現、長い間輝きながら落下
オーストラリア上空で、正体不明の物体が非常にゆっくりと落下していく様子が撮影された。
オーストラリア南部の上空で目撃
その物体が目撃されたのは、8月7日、場所はビクトリア州とタスマニア州の上空とされている。
メルボルンで撮影された映像には、物体が輝きながら、ゆっくりと上空から落下していく様子が映っていた。
メルボルンの住民の中には、この時ソニックブーム(衝撃波)を聞いたり、家が揺れるのを感じたりしたと主張する者もいたという。その様子がこちら。
What an amazing sight over Richmond 💫 I don’t know if #Meteor #Comet or #SpaceJunk #Melbourne pic.twitter.com/8SHbweU2qK
— Stewart Mason (@karmicstewii) August 7, 2023
#meteorshower in #Melbourne 🇦🇺 pic.twitter.com/2Qh40Usdxe
— فهد بن عبدالوهاب (@fhd_vn) August 7, 2023
ロシアの「ソユーズ2」の可能性
オーストラリア宇宙庁は、流星と思われる物体の起源について、すぐに声明を発表。それによれば、この閃光は、大気圏に再突入したロシアのロケット「ソユーズ2」の残骸である可能性が高いという。
「ソユーズ2」は8月7日の夕方、ロシアのArkhangelsk 州にあるプレセツク宇宙基地から打ち上げられていたそうだ。
オーストラリア宇宙庁は、打ち上げの通知を受けたことを確認。大気圏を通過したロケットの残骸が、タスマニア島の南東沖に着水すると予想した。
フリンダース大学のアリス・ゴーマン准教授も、「重さ105トン、長さ25メートルのソユーズロケットの2段目は、燃料を使い切った後、非常に高い高度で投棄された」と説明している。(了)
出典元:METRO:Mysterious fireball lights up the night sky over Melbourne(8/8)