Switch news

知っておきたい世界のニュース

イスラエル軍がヨルダン川西岸地区の難民キャンプを襲撃、7人が死亡

イスラエル軍がヨルダン川西岸地区の難民キャンプを襲撃、7人が死亡
X_Al Jazeera English

イスラエル軍は7月5日、ヨルダン川西岸地区を襲撃し、数多くのパレスチナ人が殺害された。

 

建物にロケットランチャーを発射

 

イスラエル軍は5日、ヨルダン川西岸地区のジェニン難民キャンプを襲撃し、1つの建物を4時間にわたって包囲したという。

 

その後、イスラエル兵が携帯型ロケットランチャーを発射し、建物で火災が発生。やがてイスラエル軍は撤退し、パレスチナ側の消防が消火活動を行い、医療チームが破壊された建物に入ったそうだ。

 

その結果、この攻撃で7人のパレスチナ人の死亡が確認された。破壊された建物の様子が下になる。

 

負傷していたパレスチナ人が死亡

 

またイスラエル軍は先週、ヨルダン川西岸にあるヌールシャムス難民キャンプへも襲撃。その際、1人のパレスチナ人が撃たれ、負傷したが、5日には死亡が確認された。

 

さらにパレスチナ赤新月社(PRCS)によると、所属する救急隊が、ヨルダン川西岸地区南部の町、ベイタでイスラエル軍に襲撃されたという。

 

 

これに先立ち、イスラエル軍は町に侵入して催涙ガス弾を発射し、パレスチナ人との衝突が勃発していたそうだ。

 

イスラエル軍は昨年の10月7日以来、ヨルダン川西岸地区の各都市に、ほぼ毎日侵攻しており、軍用車両や戦闘機の支援を受けながら、広範囲で破壊を繰り返している。

 

ガザ地区各地で死傷者

 

一方、ガザ地区でもイスラエル軍による殺戮が続いており、5日には北部のガザ市のナファク地区にある民家が攻撃を受け、2人のパレスチナ人が殺害された。

 

また同じくガザ市では、ジャーナリスト2人を含む3人のパレスチナ人が死亡。昨年以来、少なくとも153人のジャーナリストがイスラエル軍によって殺害されている。

 

ガザ地区南部のハンユニス東部やラファへもイスラエル軍の攻撃が続いており、ナセル病院には10人の死傷者が搬送されたという。(了)

 

出典元:Al Jazeera:Israel war on Gaza live: Israeli forces kill seven in occupied West Bank(7/5)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top