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子供向けプールで赤痢やノロウイルスの感染が判明、米CDCが調査

子供向けプールで赤痢やノロウイルスの感染が判明、米CDCが調査
Tanganyika Wildlife Park

昨年の夏、アメリカにあるウォーターパークを訪れた多くの人々が、細菌性の病気にかかっていたことが、米疾病予防管理センター(CDC)の調査で明らかになった。

 

21人が赤痢、6人がノロウイルス

 

この調査が行われたのは、カンザス州の町、GoddardにあるTanganyika Wildlife Parkだ。

 

CDCは、昨年5月28日から6月19日の間に、このウォーターパークを訪れた404人を対象に調査を実施。

 

その結果、この施設にある「スプラッシュ・パッド」という子供向けアトラクションを利用した人のうち、少なくとも21人が赤痢菌による体調不良を訴え、さらに6人がノロウイルスに感染したことが明らかになったという。

 

また「スプラッシュ・パッド」を訪れた36人が「胃腸の病気」と診断され、その後少なくとも4人が入院したが、今回の調査では病気の原因は分かっていない。

 

3件の訴訟、2件が係争中

 

ただこれまで州や地元の保健当局は、ウォーターパークを訪れた8人が赤痢菌に感染したほか、ノロウイルス、サポウイルス、腸管病原性大腸菌の陽性反応が出たと発表していたという。

 

そして「スプラッシュ・パッド」での問題に関しては、少なくとも3件の訴訟が起こされており、そのうち1件は和解したが、他の2件は係争中となっている。

 

この訴訟の原告であるエレナ・デイビスさんは、公園の「スプラッシュ・パッド」が不衛生であり、集団感染について知った後、公園側が妥当な時間内に(素早く)警告をしなかったと主張している。

 

幼児向けであることが原因

 

CDCの調査によれば、「スプラッシュ・パッド」のアトラクションが、胃腸の病気にかかりやすい幼児向けになっていることが主な原因だという。

 

実際、子供たちは水を汚してしまったり、プールの水を飲んだりする可能性が高い。

 

しかもCDCの報告書は、「スプラッシュ・パッド」では、プールなど他のウォーターパークのアトラクションのように、通常規制や検査が行われていない、と指摘している。

 

Tanganyika Wildlife Park側によれば、昨年6月の発生以来、事態を深刻に受け止め、システムとプロセスを強化したことで、「スプラッシュ・パッド」で同様の感染はないという。

 

CDCは、「スプラッシュ・パッド」のアトラクションに「下痢で具合が悪いときは水に入らない」「ジェットの上に立ったり座ったりしない」「水を飲み込まない」という警告をつけるよう推奨している。(了)

 

出典元:NBC:Dozens got sick after visiting Kansas splash park, CDC study finds(8/8)

出典元:METRO:Dozens of water park visitors sick with Shigella bacteria and norovirus(8/9)

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