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イスラエルの空港がパニック、観光客がお土産に爆弾を持ち帰ろうとする

イスラエルの空港がパニック、観光客がお土産に爆弾を持ち帰ろうとする
Twitter/ג'סיקה חסן 𓂆

先日、ある観光客のおかげで、イスラエルの空港が一時、大混乱に陥ったという。

 

ゴラン高原で不発弾を拾う

 

その出来事が起きたのは4月28日、場所はイスラエルのテルアビブにあるベン・グリオン空港とされている。

 

きっかけとなったのは、あるアメリカ人家族だ。彼らは先日、イスラエルとシリアの戦争の舞台となったゴラン高原を訪れた際に、不発弾を拾ったという。

 

それをお土産として持ち帰ろうとし、空港の手荷物検査場に持ち込んだ際、空港職員は警報を発し、人々に避難を呼びかけたそうだ。

 

このため空港内はすぐにパニックに陥った。SNSに投稿されている映像にも、パニックになった乗客がターミナル内を走り回る様子や、床に伏せる人々の姿が映し出されていた。

 

爆弾処理班が安全を確認

 

その後、爆弾処理班の専門家が空港に到着。不発弾を調べ、安全が確認されると、空港は平静を取り戻したという。

 

またアメリカ人家族は、警備員から質問を受けた後、最終的に飛行機に乗ることを許可されたと言われている。

 

ただしこのパニックで、32歳の男性が荷物用のベルコンベアで転倒し、病院に運ばれ、手当てを受けたそうだ。

 

アメリカ人家族が訪れたゴラン高原は、1967年の6日間戦争でイスラエルがシリアから占領した場所で、現在も紛争の名残りが残っているという。(了)

 

出典元:METRO:Airport evacuated when someone thought it a good idea to take bomb as souvenir(4/29)

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