ロンドン、パリ、ローマ…世界の主要都市で反イスラエルの抗議デモ
ガザ地区での戦闘終結を求め、先週末には世界各地で、反イスラエルの抗議デモが行われた。
ロンドンでは4万人がデモに参加
10月5日には、イギリスのロンドンや、フランスのパリ、イタリアのローマ、ドイツのベルリン、南アフリカ共和国のケープタウン、フィリピンのマニラなど、世界各地で反イスラエルの抗議デモが行われたという。
ロンドンでは約4万人が、反イスラエルのデモに参加。「我々は大量虐殺に反対する」や「シオニズムは人種差別である」と書かれた横断幕を掲げ、「フリー、フリー、パレスチナ」と叫んで行進を続けたそうだ。
しかし途中、警察と小競り合いが発生し、少なくとも17名のデモ参加者が逮捕されたという。
Massive support for the London March for Palestine! One year of genocide. No more UK complicity. Arms embargo now. pic.twitter.com/rfp4epf57C
— Palestine Solidarity Campaign (@PSCupdates) October 5, 2024
イタリアではデモ禁止を無視
イタリアのローマでも、約6000人が反イスラエルのデモに参加。ガザ地区での停戦を呼びかけ、イスラエルによるパレスチナ人への大量虐殺を非難したという。
イタリアでは、昨年の10月7日に合わせてローマ市内の中心部でデモを行うことが禁止されていたが、参加者はそれを無視して、行進を続けたそうだ。
これに対し、イタリアの警察は催涙ガスと放水銃を用い、デモ参加者らを解散させようとした。
Palestine solidarity protesters have marched this weekend in cities around the world to demand an end to Israel’s brutal war on Palestinians in Gaza that has persisted for an entire year. pic.twitter.com/MdvZpOKSUc
— Al Jazeera English (@AJEnglish) October 6, 2024
ベルリン、マニラ、日本でも
ドイツのベルリンでも、約1000人が反イスラエルのデモに参加。「大量虐殺から1年」と叫び、パレスチナの国旗を掲げたという。
また人々は、ドイツ警察による親パレスチナのデモ参加者に対する、激しい暴力も批判したそうだ。
フィリピンの首都・マニラでも抗議デモが行われ、人々がアメリカ大使館の前に集まったという。
デモ参加者らは、アメリカがイスラエルへの武器供与し続けていることに抗議。しかしその後、機動隊とデモ参加者が衝突したそうだ。
日本でも抗議活動が行われ、横須賀基地に停泊していたアメリカ海軍の艦船に向かって、デモ参加者がパレスチナ人を自由にするよう声を上げた。(了)
Activists chant ‘Free Palestine’ in front of a US naval base in Yokosuka, Japan, in protest against US support for Israel’s war on Gaza. pic.twitter.com/3JYfPVd9VB
— Al Jazeera English (@AJEnglish) October 5, 2024
出典元:Al Jazeera:Live: Israel vows retaliation for Iran attack as strikes kill 25 in Lebanon(10/5)