全身が白いブラックバード、非常に珍しい鳥の姿を目撃
イギリスで非常に稀な、全身が白いブラックバード(クロウタドリ)が目撃された。
普段は全身が黒いクロウタドリ
その鳥が見つかったのは、イングランド南部の町、ドーセットにある民家の庭だとされている。
撮影に成功したのは、その町に住む男性、アンディ・ターナーさんだ。彼によれば、飼っている子猫が興奮し、窓に向かっていったので、外を見たという。
すると庭のフェンスのところに、白い鳥がいたそうだ。しかもその鳥の体形や嘴も、普段全身が黒い、クロウタドリに似ていたという。
白変種のクロウタドリ
ターナーさんはその後、なぜ全身が白いのか分からなかったので、すぐに調べてみたそうだ。するとそれが、クロウタドリの白変種だったことが判明したという。
白変種は、鳥の羽の色素に影響を与える遺伝子変異の一種。アルビノがメラニン色素を作り出すことができないのに対し、白変種はメラニンを生成できるが、あえて色が薄くなるという。
実は黒い体に白い斑点のあるものや、まだら模様になったもの、頭だけ白いクロウタドリは比較的よく目撃されるという。
Interesting looking male blackbird (I think) with a very white head.
@_BTO #blackbirds pic.twitter.com/UY8QcaOvwC— Emma Cameron 🌎 (@EmmaCameron9) September 23, 2024
Visitor this morning to my garden was a rare leucistic Blackbird. The term comes from the Greek word leucos meaning white. In leucistic birds, affected plumage appears white as individual feathers lack melanin because the cells responsible for melanin production are absent. pic.twitter.com/qiRBmYxiJo
— John Huyton (@JohnHuyton) November 21, 2024
しかし今回のように全身が白いクロウタドリは、非常に稀だとされている。(了)
出典元:BBC:Rare white blackbird spotted in UK garden(11/27)