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NATO各国が次々とウクライナへの支援を表明、ロシア側は停戦を要求か

NATO各国が次々とウクライナへの支援を表明、ロシア側は停戦を要求か
flickr_Theo Stikkelman

1月19日、NATOの各国が戦車を含むウクライナへの支援を次々と発表した。

 

英、スウェーデン、ポーランド、エストニアなど

 

NATOの11カ国は、20日にドイツのラムシュタイン空軍基地で開催される国防相会議に先立ち、ウクライナへの新たな軍事援助を約束したという。

 

まずイギリスのベン・ウォレス国防相は、ウクライナのロシアとの戦いを支援するため、ミリ波誘導弾の「ブリムストーンミサイル」600発を送る予定だと発表。

 

スウェーデン政府は、装甲歩兵戦闘車と「アーチャー自走榴弾砲」を含む、新たな軍事支援パッケージを発表した。

 

ポーランドは、「S-60対空砲」と7万発の弾薬を送り、ドイツ製戦車「レオパルト2」の一団を供与する用意があると述べたという。

 

エストニアのハノ・ペフクル国防相は、最新の支援策として1億1300万ユーロ(約160億円)相当の軍備をウクライナに送ることを表明。

 

デンマークも、フランス製の「カエサル榴弾砲」19基をウクライナ軍に供与すると約束した。

 

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数カ国が戦車を供与すると発表か?

 

NATO各国が保有するドイツ製の戦車「レオパルト2」を送る場合、ドイツ政府の承認が必要になるが、同国のスポークスマンは、「ウクライナへ再輸出(供与)する許可を求める要請を、どの国からもまだ受けていない」と述べた。

 

一方、ポーランドのモラヴィエツキ首相は、ドイツの承認がなくても、より広い連合体の一員としてウクライナに「レオパルト2」を送ることができるとシグナルを送った。

 

しかし同時にドイツ政府が、各国に戦車を供与する許可を与えることについて「悲観的」な考えを示したという。

 

ただしリトアニアのアヌシャウスカス国防相は、20日に行われる国防相会議で、数カ国がウクライナに「レオパルト2」を送ることを発表するだろうと述べている。

 

またアヌシャウスカス国防相はメディアに対し、国防相会議で約束される車両の総数は「数百台」になるだろうと語ったという。

 

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ロシア軍は停戦を望む?

 

このような動きに対し、ロシア政府は「ロシア軍はいずれ目標を達成する」とし、「ウクライナ政府が早く要求を受け入れれば、紛争は早く終結する」と述べたという。

 

ロシア政府は、これまでも繰り返し「停戦の用意がある」と述べているが、いずれも違法に併合宣言したウクライナ4州を認めることが条件だと述べている。

 

また先日、ニューヨークタイムズはアメリカ政府がウクライナ軍のクリミア半島への攻撃を支援する考えを持っていると報じたが、これを受け、ロシア政府のペスコフ報道官は、記者団に対して「これは紛争を新たなレベルに引き上げることを意味し、ヨーロッパの安全保障にとって良い兆候とはならないだろう」と語ったという。

 

さらにロシア安全保障理事会副議長で、強硬派のメドベージェフ氏は、再び核の脅しをちらつかせ、「ロシアがウクライナで敗北した場合、核がエスカレートする」と警告した。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Kyiv to receive ‘hundreds’ of tanks from several nations, says Lithuania – as it happened(1/19)

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