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アメリカ・ワシントン州の空港で、日本航空の旅客機と、デルタ航空機の翼が接触する事故が起きた。

日本航空の旅客機が移動中に接触

その事故が起きたのは2月5日、場所はワシントン州にあるシアトル・タコマ国際空港とされている。

アメリカ連邦航空局によると当時、日本航空の旅客機は空港内を移動中で、その際右側の翼が、駐機中だったデルタ航空の尾翼に衝突したという。

SNSに投稿された動画には、日本航空の翼の中央部分が、デルタ航空の尾翼に食い込んでいるような姿が映っていた。

So, we were sitting on the tarmac at SeaTac and another plane ran into us, just casually sliced into our tail. Very scary. #Seattle pic.twitter.com/MrhQRi8Yvb

— jackie (@jacqpatton) February 5, 2025

「飛行機が揺れ、大きな音がした」

動画を投稿した「X」ユーザーの「@jacqpatton」さんは、当時デルタ航空の旅客機に搭乗しており、別の投稿で「滑走路で、座っていたら、別の飛行機が私たちの翼に衝突しました。飛行機が揺れました。大きな音でした。怖かったです」と述べている。

この事故で負傷者は出なかったが、2機の旅客機の乗客は降機を余儀なくされたという。

デルタ航空1921便は142人の乗客を乗せ、メキシコのプエルト・バヤルタへ向かう予定で、この事故により出発が遅れたそうだ。

当時、両機は航空管制下にないエリアにおり、この事故は空港の運営に「最小限の影響」しかもたらさなかったという。（了）

出典元：ABC News：Japan Airlines flight hits tail of parked Delta plane at Seattle SeaTac Airport(2/6)