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人型ロボの世界競技会が開催、初戦から珍プレー続出

人型ロボの世界競技会が開催、初戦から珍プレー続出
X/CGTN@CGTNOfficial

人型ロボットによるスポーツの世界大会「ワールド·ヒューマノイドロボット·ゲームス(World Humanoid Sport Games)」が、今月15日から17日にかけて中国·北京で開催された。

 

世界のエンジニアチームが製作したAIロボットたちが、キックボクシングや陸上競技、サッカー、ダンスなどの種目で技を競ったのだが、その初日から珍プレーや間抜けたアクシデントが続出した。

 

16カ国から500台以上のロボットが参加

 

世界初のこのイベントに参加したのは、日本、アメリカ、ドイツなどをはじめとした16カ国のエンジニアチーム。チーム数は合計280、ロボットの台数は500台以上になる。開催期間は3日で、その間に26の競技イベントが行われた。

 

初日からつまづく

 

期間中には様々なアクシデントがあったが、その皮切りは開会式。人間のファッションモデルに混じって着飾ったロボットが、倒れたまま起き上がれなくなり、2人のスタッフによって運び去られるという一幕があった。

 

また陸上1500m走では、走るロボットの頭が外れて落ちてしまうてしまうというアクシデントが。このロボットを作ったチームは「動くロボットの頭部のバランスを保つのは難しいのです」と言い訳している。

 

サッカーでは、1台のロボットが転んだところ、それにつまづいて数台のロボットが数珠繋ぎに転んでしまい、プレイを続行できなくなることがあった。

 

他にもSNSに様々な珍プレーが投稿されている。例えばボクシングでは、ロボットが試合前のレフリーにパンチを繰り出すというユーモラスな場面があった。

 

 

陸上競技では、コースを大きく外れた1台のロボットが、スタッフを体当たりで転倒させ、自分はそのままコースに戻るというシーンがあった。

 

 

海外メディアは様々な珍プレーを集めた編集動画をシェアしている。

 

 

ただ、参加した全てのロボットが間抜けたことをやっていたわけではない。例えばキックボクシングの試合では、結構シリアスな戦いが繰り広げられた。

 

(了)

 

出典元:UPI:World Humanoid Robot Games kick off in Beijing(8/15)
出典元:TechXplore:Beijing’s first World Humanoid Robot Games open with hip-hop and martial arts(8/14)
出典元:Wikipedia/World Humanoid Robot Games

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