家に投げ込まれたダイナマイト、飼い犬が導火線を噛み切って家族を守る

1匹の勇敢な犬が、ヒーローとして賞賛されている。家の中に投げ込まれたダイナマイトの導火線の火を消して爆発を防ぎ、中にいた人たちの命を救ったからだ。
ジャーナリストの自宅にダイナマイト
これはペルーのジャーナリスト、Carlos Mesías Zárateさんの自宅で起った出来事。彼が現在取材調査している案件と、何らかの関連があると見られている。
報道によれば、ダイナマイトは通りに面したドアの上の窓から投げ入れられた。家の中でそれを見た飼い犬のManchisは、数分後に導火線を噛み切ったとのこと。
下にあるのは、家屋内の監視カメラに残った映像だ。火花を散らすダイナマイトが投げ込まれる瞬間と、犬のManchisがそれを追っていく様子が写っている。
This is Manchis. When someone threw a stick of dynamite into the entryway of her home earlier this week, she miraculously extinguished the lit fuse with her teeth before it detonated, preventing a massive tragedy. But she’s not a trained bomb-sniffing dog or a K-9 unit with the… pic.twitter.com/VW30A5zlzN
— WeRateDogs (@dog_rates) August 27, 2025
屋外の監視カメラには犯人が映っている。海外メディアによれば、バイクタクシーで現場付近まで来た犯人はその後徒歩でCarlosさんの家に近づき、ダイナマイトに火を点けて窓から投げ入れた。その窓は最近何者かによってガラスが壊されていたそうだ。
Carlosさんは現地メディアに「Manchisはそれ(導火線)を噛んで、噛んで、噛んで、私たち家族の命を救ってくれました」と話している。
コッカースパニエルのManchisは無事だったものの、可哀想なことに声帯に永久的なダメージを受け、吠えることができなくなってしまったそう。それが燃える導火線のせいなのか、ダイナマイトの成分のせいなのかははっきりしない。Carlosさんと家族は、声を犠牲にして自分たちを守ってくれたManchisに、日々感謝していると話す。
現在警察が捜査中
爆発しなかったダイナマイトは、警察の爆発物処理班が安全に処理した。現地警察はこの事件を、Carlosさんに対する周到に計画された脅しであると見て、捜査を進めている。(了)
出典元:The Free Press Journal:Brave Dog In Peru Bites Off Lit Dynamite Fuse To Save Family After Explosive Thrown Into Journalist’s Home(9/5)
出典元:sunny skyz:Hero Dog Saves Family By Defusing Dynamite In Home Attack(9/6)