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パキスタンの航空会社が、太った客室乗務員に体重を落とすよう指示

パキスタンの航空会社が、太った客室乗務員に体重を落とすよう指示
flickr_ERIC SALARD

パキスタンの航空会社が、太っている客室乗務員などに対し、体重を制限するよう指示していることが明らかとなった。

 

体重が減るまで治療を行う

 

パキスタンのメディア「ARY News」は、パキスタン航空(PIA)の管理部門が書いたと思われるメモを入手、1月2日にその内容を公表した。

 

そのメモによれば、航空会社は過度に太ったキャビンクルーに対し、2019年の初めから6カ月間で、体重を徐々に13.6kg落とすよう、指示する決定を下したという。

 

実際、そのメモには次のように書かれていたそうだ。

 

「1月31日以降、もし望ましい体重より13.6kg以上多いクルーが見つかった場合、地上へ降ろされるだろう」

 

「体重が望まれるBMI指数(肥満度指数)に減るまで、エア・クルーはメディカル・センターの医療評価と治療を受けることになるだろう」

 

全ての客室乗務員の体重チェックは、それぞれ配属されたステーションで実施され、総合データも管理部門が閲覧できるものとして保管される。

 

すでに100人が対象になっている

 

このアナウンスは、PIAのフライトサービス部門・ジェネラル・マネージャーであるAamir Bashi氏によって、1800人の乗務員に伝えられたが、そのうち100人が7月1日までに体重を落とすよう求められているという。

 

PIAのスポークスマンであるMashhood Tajwar氏は、この指示について「通常の日常的なことだ」と説明。さらに「誰も旅客機でむさくるしいクルーを望んではいない」と述べている。

 

またPIAでは以前、客室乗務員が太っているとして、乗客から苦情が寄せられたことがあったとも語っている。

 

 

出典元:NYPost:Airline to ‘obese’ cabin crew: Lose weight or you’re fired(1/5)

出典元:ARY News:PIA’s new approach to make their cabin crew slim(1/2)

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