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【動画】意識朦朧で拳銃に手をかけ職務質問か。米警察官の動画が話題に

【動画】意識朦朧で拳銃に手をかけ職務質問か。米警察官の動画が話題に
TGlarer/X

米マサチューセッツ州リン市で、traffic stop(車両を止めての職務質問)をした警察官が、酔っぱらっているように見える動画が出回り、話題になっている。

 

フラフラの警察官

 

問題の動画がこちらだ。

 

 

車に寄りかかりながらふらふらと揺れている、うつろな目の警察官。拳銃に右手をかけているようにも見える。

 

一緒にいる警察官はその様子について、「彼は連続勤務明けで、腰を痛めている」と説明している。撮影者は「上司を呼べ」と要求。該当の警察官は、名前を尋ねられた際にも答えられなかったが、「ハイ(=薬物をやっている)じゃないか」との撮影者の発言に対して、よろめきながら「ハイ(=薬物をやっている)じゃない」と答えている。

 

他の警察官に連れられてその場を離れた際にも足元はふらついているが、パトカーに戻ってからは落ち着いたようで、簡単なやり取りができる程度には落ち着いている。

 

リン警察がコメントを公開

 

9月6日、一連の出来事に対してリン警察は公式Facebookにてコメントを公開した。

 

 

この投稿によると、現在はこの出来事について調査中であり、ボディカメラの映像や突然業務遂行ができなくなったことなどを踏まえて、薬物やアルコールではなく医療的な原因だと考えているとのこと。

 

当該警察官は、調査の結果が出るまでの間、行政休職処分となっているそうだ。行政休職処分とは、懲戒的な処分ではなく、病気などの理由で職務遂行が難しいとされる場合に下されるもの。自治体によるが給与も一部支給される。

 

この投稿へのコメントでも、脳梗塞や低血糖を疑う声や痛み止めの影響ではないかという声もある。同時に原因が何であれ、急いで救急車を手配しなかったことや、上司へ報告しなかったことへの批判の声も上がっている。

 

今回の件は、撮影者が疑っていた違法薬物やアルコールの影響ではないとされているが、対応についてはマニュアルの整備など改善が求められる。(了)

 

参考:Boston.com「Lynn police officer on leave after becoming ‘suddenly incapacitated’ while on duty」(9/7)

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