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車のボンネットに入り60kmも移動したネコ、火傷を負うも回復へ向かう

車のボンネットに入り60kmも移動したネコ、火傷を負うも回復へ向かう
Facebook/Kaylie Banks

イギリスで車のボンネットの中に入ってしまったネコが、長距離を移動した後、ひどいケガを負った状態で発見された。

 

車のボンネットの中で発見される

 

そのネコとはイースト・サセックスの街、Brightonで暮らすメスの「Chi」だ。

 

1歳になる「Chi」はある日、隣家が所有する車のボンネットの中に入ってしまい、その後40マイル(約64km)も移動し続けたという。

 

飼い主のKaylie Banksさん(30)は自宅へ帰ってから「Chi」がいないことに気づき、家の中を探した後に、隣人の家を訪ねたそうだ。

 

すると隣人の1人が、自分の車のボンネットの中で「Chi」を発見。その後、車の前にあるフロントグリルを取り外して、「Chi」を救出した。

 

火傷で皮膚組織が死滅

 

しかし「Chi」はすでに体にひどい火傷を負っており、強いストレスを受けた状態だったという。

 

このため「Chi」はすぐにPDSA(慈善病院)のBrightonペット病院へ運ばれ、手術をうけることに。

 

実際、「Chi」の皮膚組織の一部は死滅しており、手術ではそれらの多くを取り除き、修復しなければならなかったそうだ。

 

ただ手術を終えた「Chi」は少しずつ回復し、今では首にカラーを取り付けられ、自宅に戻っているという。

 

走っている車のボンネットに残されるとは、子猫にとってきっと恐ろしい経験だったに違いない。(了)

 

 

出典元:BBC:Cat survives 40 miles trapped in car engine compartment(6/23)

出典元:METRO:Cat survives 40 mile journey trapped under bonnet next to car engine(6/23)

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