NASAが新たな10名の宇宙飛行士を発表、月や火星探査に関与

アメリカ航空宇宙局(NASA)は9月22日、新たな宇宙飛行士10名を発表した。
8000人以上の応募者から選ばれる
新たな宇宙飛行士10名は、8000人以上の応募者の中から選ばれたという。
今回のメンバーには、NASAの火星探査車「キュリオシティ」の開発に携わった地質学者や、「SpaceX」のエンジニア、「SpaceX」の元打ち上げ責任者、テストパイロットなどが含まれているそうだ。
彼らは宇宙飛行の資格を得るまでに2年間の訓練を受けるが、NASAのショーン・ダフィー長官代行は、「彼らのうちの1人が、火星の表面に降り立つ最初のアメリカ人になる可能性がある」と述べた。
Welcome to the 2025 class of astronaut candidates!
With backgrounds in medicine, the military, and even at NASA, these 10 men and women bring unique skills and experience which will help us journey to the Moon and Mars. pic.twitter.com/CQzIxGYg4l
— NASA (@NASA) September 22, 2025
“One of these ten could actually be one of the first Americans to put their boots on the Mars surface.”
@SecDuffyNASA speaks to NASA’s newest class of astronaut candidates. pic.twitter.com/vTIhCRQ9Oh— NASA (@NASA) September 22, 2025
「傑出した、並外れた人々」
ジョンソン宇宙センターでの式典で発表された今回の選抜メンバーは、現在宇宙飛行士隊に所属する41人の現役アメリカ人宇宙飛行士に加わることになるという
NASAの飛行運用責任者であるノーム・ナイト氏は、「競争が激しかった」と述べ、新入隊員たちを「傑出した」「並外れた」人々と評したそうだ。
前回の選抜は2021年に行われたが、これまでにNASAによって宇宙飛行士として選抜されたのは、わずか370人しかいない。
そして今回の選抜では、初めて宇宙飛行士クラスで、女性の数が男性を上回ったという。(了)
出典元:ABC News:NASA introduces its newest astronauts: 10 chosen from more than 8,000 applicants(9/23)