ミス・ユニバースの候補者が、汚いデス声を披露して決勝進出

今月初旬、チリでミス·ユニバースの国別予選が行われた。それに出場したイグナシア·フェルナンデスさん(27才)が話題になっている。デスメタルやブラックメタルといった音楽ジャンルで用いられるダミ声での歌唱(デス声/デスヴォイス)法を披露し、決勝進出を決めたからだ。
ちなみにこの予選に勝ち残ると、ミス·ユニバースだけでなく、もう一つの世界的ミス·コンであるミス·ワールドの出場権も得ることになる。
デス声で喝采を浴びる
このミス·コンで審査されるのは、外見の美しさだけではない。個性や才能、特技なども審査対象となるため、候補者はそういったものをアピールするパフォーマンスを行う。フェルナンデスさんがそこで披露したのが、デス声で歌うデスメタル曲だ。
下にあるのは彼女自身が投稿した動画。下水道ヴォイスなどとも呼ばれるデス声は、汚い響きが特徴。彼女の容姿とはミスマッチだが、会場からは喝采が起こる。
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見事決勝に進出
実はフェルナンデスさんはデス声のプロだ。チリのデスメタルバンド「Decessus」のリーダーとして、ボーカルを担当している。
報道によれば、選考会場で歌い終わった彼女はスタンディングオベーションを受け、決勝に進出する20名のファイナリストの中に残ったとのこと。その後彼女は、Instagramにこんな書き込みをしている。
メタルは、一人の人間としての私の人生にとって、なくてはならないもの。避難場所であり、力の源であり、生きる目的なのです。このコンテストのステージでそれを表現できたのは、とても意義深いことだったと思います。
Instagramには「ミス·コンの世界でメタル女子を見れるのはとても嬉しい」「女性とはこういうものだという決めつけを、破ってくれてありがとう」「あなたは究極の女神だ」といった声が上がっている。(了)
出典元:eBaum’s World:Chile’s Miss Universe Contestant Did a Screamo Performance Onstage(11/8)
出典元:Wikipedia/デスヴォイス


























