ウクライナ軍の自国製ミサイル「フラミンゴ」か?新たな映像を公開

ウクライナ軍は11月13日、「フラミンゴ」と思われるミサイルの発射映像を、新たに公開した。
閃光を放ち、夜空へ舞い上がる
今回、「フラミンゴ」が発射された場所などは明らかにされていないが、映像には巨大なミサイルが閃光を放ちながら、夜空を舞い上がる様子が映っていた。
また、このミサイルとの関連は分かっていないが、その後ウクライナ軍は、一晩で「ロシアと占領地の数十カ所を攻撃した」と発表。
実際に、ロシア西部のOryol州にある発電所や、Nizhnekamskにある石油精製所なども被害を受けたという。
またロシアが実効支配するクリミア半島にある、石油ターミナルやヘリコプター基地、レーダーシステム、キロフスキー飛行場のドローン保管・準備施設も攻撃を受けたと言われている。
下の動画では、発射される飛翔体の軌道がそれぞれ異なっているため、このうちの1つが「フラミンゴ」であると考えられる。
Ukrainian Armed Forces launched a massive attack against the Russian military and fuel infrastructure.
Attack and jet drones, as well as various types of missiles, were used to deliver the comprehensive strikes, including domestically developed Flamingo missile and Bars and… pic.twitter.com/gtkEr5BMEe
— Anton Gerashchenko (@Gerashchenko_en) November 13, 2025
飛行距離は約3000km、モスクワも射程内
ウクライナ軍は、ロシア領土の奥深くまで攻撃可能な新型巡航ミサイルの開発計画を進めてきた。
この「フラミンゴFP-5ミサイル」は完全にウクライナ製で、ウクライナの軍事企業「Fire Point」社が開発しており、構想から9カ月という短期間で初実験に至ったそうだ。
すでに今年の8月には実験が成功したと言われており、その時の映像も公開されていた。
「フラミンゴ」は、1150キログラムの弾頭が搭載可能で、飛行距離は約3000kmとされ。ロシアの首都モスクワはもちろん、さらに遠くの領域まで攻撃できると考えられている。
ウクライナのゼレンスキー大統領は8月、「12月までにウクライナは、さらに多くのミサイルを保有することになる」と主張したが、それまで「フラミンゴ」に関する詳細は明らかにしないとも述べていた。(了)
出典元:MailOnline:Ukraine releases footage of its new long-range Flamingo missiles – capable of reaching Moscow – being launched into Russia(11/13)
出典元:INDEPENDENT:Ukraine unveils devastating new ‘Flamingo’ cruise missile that can strike deep inside Russia(8/22)

























