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米下院、エプスタイン・ファイルの公開を求める法案を可決

米下院、エプスタイン・ファイルの公開を求める法案を可決
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アメリカの下院議会では11月18日、エプスタイン・ファイルを司法省が公開するよう求める投票が行われ、ほぼ全会一致で可決した。

 

427対1で可決

 

未成年者への性的虐待で有罪判決を受けた故・ジェフリー・エプスタイン元受刑者に関するファイルについては、民主党だけでなく、共和党の一部の議員も強く求めてきた。

 

そして11月18日、下院議会では投票が行われ、427対1で可決。5議員が棄権したという。

 

トランプ大統領の忠実な支持者である、ルイジアナ州選出のクレイ・ヒギンズ下院議員は、唯一反対票を投じたそうだ。

 

ヒギンズ下院議員は、この法案によって目撃者や容疑者候補、捜査に巻き込まれたその他の人物の身元情報が公表されることを懸念し、反対票を投じたと説明している。

 

トランプ氏は署名すると発言

 

当初、トランプ大統領や共和党の下院指導部は、この採決に反対し、下院議員の行動を阻止しようと策動していたという。

 

しかし、共和党の下院議員も民主党と共に、超党派でエプスタイン・ファイルの公開を求めてきた。

 

今回、下院で可決されたため、今後この法案は上院へ送られ、そこでも可決されれば、トランプ大統領の署名を得ることになる。

 

トランプ大統領は下院での議員の取り組みが止められないことが明らかになると、方針を転換。11月17日には記者団に対し、もし法案が自分の机に届いたら署名すると述べたという。

 

しかし超党派の議員らは、トランプ大統領に対し、議会の行動を待つのではなく、司法省にファイルの公開を命じるよう求めている。(了)

 

出典元:The Guardian:House votes 427-1 to release Epstein files; top Democrat calls on Senate to take up bill ‘immediately’ – US politics live(11/18)

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