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西側諸国で、第三次世界大戦を予期している人が増加

西側諸国で、第三次世界大戦を予期している人が増加
photo AC

西側諸国では、世界がグローバルな戦争に向かっていると感じる人が増えている。「世界はますます危険になっている」と考える人が圧倒的多数であることが、最近の調査で分かった。

 

西側5カ国での調査

 

独立系調査会社「Public First」は、米国、カナダ、イギリス、フランス、ドイツの合計1万289人の成人を対象に、2月6日から9日にかけてオンラインでアンケート調査を実施した。その結果、ドイツを除く米国、カナダ、フランス、イギリスの回答者が、今後5年以内に第三次世界大戦が勃発する可能性が高いと見ていることが判明した。

 

この傾向は特にイギリスで顕著で、2031年までに新たな世界大戦が「起こりうる」または「非常に起こりやすい」と回答した人は43%に上った。昨年3月にも同様の調査が行われているが、その時の数字は30%。そこから大きく上昇している。また、米国では46%の人が2031年までに新たな世界大戦が「起こりうる」または「非常に起こりやすい」と考えており、前年の38%からやはり増加している。

 

5カ国の中で「今後、5年間で第三次世界大戦は起こりにくい」という意見が多かったのは、ドイツだけだった。

 

自国が今後5年以内に戦争に巻き込まれる可能性について「高い」と回答したのは、米国回答者が最も多かった。これは、中東でイランの核プログラムをめぐる敵対関係が緊張を高めていることが背景にあると見られている。

 

カナダの回答者からは驚くべき声も上がった。貿易や関税をめぐって米国と争う中、「米国がカナダを巻き込んだ戦争を引き起こす」と指摘する意見があったそう。

 

より不安定な世界へ

 

調査を実施した「Public First」の責任者、セブ·ライド氏は、「1年足らずで西側国民の意識が変化したことは、より不安定な世界への劇的な移行を反映している」と述べた。

 

欧州の平和に対する最大の脅威はロシアと見なされているが、カナダではトランプ政権下の米国が危険視されているのが特徴的と言える。フランス、ドイツ、イギリスでも2番目に大きい脅威として米国が挙げられており、回答の中では中国よりもはるかに多く言及されていたとのこと。(了)

 

出典元:POLITICO:Western countries see World War III coming(2/13)
出典元:New York Post:Americans think World War III is likely within next 5 years, new poll shows(2/14)

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