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一切れごとに絵柄が変わって見える「羊羹」がすごい、と海外でも話題に

一切れごとに絵柄が変わって見える「羊羹」がすごい、と海外でも話題に
本家長門屋/Fly Me to The Moon 羊羹ファンタジア

切るごとに絵柄が変わって見える日本の羊羹(ようかん)が、“パラパラ漫画”のようですごいと海外メディアでも取り上げられ、話題になっている。

 

カットするごとに変化する小鳥

 

海外のネットユーザーの間で話題となった今回の羊羹は「Fly Me to The Moon 羊羹ファンタジア」と題されたもの。

 

その名の通り、羊羹には月と小鳥の姿が描かれており、一切れカットするごとに小鳥が月へと向かって羽ばたく姿がまるで“パラパラ漫画”のように浮かび上がる。

本家長門屋

 

本家長門屋

 

製造するのは福島県会津若松市で江戸時代より続くという駄菓子店「本家長門屋」。パッケージは福島県浪江町出身の日本画家、舛田玲香さんによってこのために特別にデザインされたものだという。

 

見た目だけでなくお味もなかなかの逸品

 

こちらは見た目に美しいのはもちろんのことだが、お味も非常に美味しいという。

 

羊羹には一般的な小豆の部分に加え、月の部分はレモン味となっており、さらに上部にはラズベリーにレーズン、そして会津産のクルミがあしらわれ、創意工夫が凝らされた逸品となっている。

 

本家長門屋

 

気になるお値段は少々お高めで、税込3500円だ。しかしこれだけ手の込んだものであれば、このお値段も妥当といえるだろう。

 

海外のネットユーザーからは賞賛の声

 

この羊羹に対する海外の反応は様々だ。

 

「これは絶対食べたいわ。名前もクリエイティブね!日本はアメリカより遥かに先を行っているわね」「Fly Me to The Moonだなんて、超クリエイティブなお菓子にクリエイティブな名前だ!」と、羊羹のクリエイティビティを賞賛する声が多く寄せられている。

 

一方、羊羹に馴染みのない海外のネットユーザーからは「このお菓子には食欲がそそられないわ。だってどちらかというと高級な石けんみたいに見えるんですもの」などといった声も上がっている。

 

いずれにせよ、一つを製作するのにも多くの作業が要されると思われるこの羊羹。気になる方は、お早目に注文された方が良さそうだ。(了)

 

舛田玲香

 

出典元:boredpanda:This Sweet Dessert From Japan Is Filled With Images That Change With Each Slice(1/16)

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