厳しい寒さにより凍り付いたハンガリーの湖、その姿が幻想的
厳しい寒さによって凍り付いたハンガリーの湖の姿が幻想的であるとして、話題を呼んでいる。
厳しい寒さと北風により凍り付いたビーチ
厳しい寒さによって幻想的な姿を見せるのは、ハンガリー西部に位置するバラトン湖沿岸のビーチ、Fonyód-Alsóbélatelep。
その姿を写真に収めたのは、ハンガリーの写真家Szabó Zoltánさんだ。
バラトン湖は中央ヨーロッパ最大の湖として名を馳せ、その湖岸に位置するFonyód-Alsóbélatelepはリゾート地として知られる。
今冬、Fonyód-Alsóbélatelepが氷に覆われた姿を見せるのは、なんでも厳しい寒さと強い北風の影響によるとのこと。
尚、その気温がどれほどであるかは明かされていない。
幻想的な姿をご紹介!
それではここからは、そんな真冬のFonyód-Alsóbélatelepの幻想的な姿をご覧いただこう。
Fonyód-Alsóbélatelepを写した写真の中で、最も目を奪われるのがバラトン湖沿岸に置かれたベンチが凍てついた姿だ。
透き通った氷に覆われたベンチの姿は、この世のものとは思えぬほど幻想的だ。
ベンチの目前に広がる冬のバラトン湖は寒々しく、大自然を前にして、人間がいかに小さな存在であるかということを考えさせられるようだ。
さらに凍り付いてしまった人工物は、ベンチだけではない。
こちらでは湖岸に置かれた階段もが凍り付いてしまっている。
階段の一段一段、さらには手すりにもつらら上の氷がびっしりと垂れ下がっているのが見て取れる。
さらに氷に覆われてしまっているのは、自然の産物も同様だ。
枯れた植物の枝や葉の1本1本からも、つららが垂れ下がっている。
さらに足元に目を向けると驚きの光景が広がる。
下草の一房一房までもが氷に覆われてしまっているのだ。
その姿はまるで『アナと雪の女王』の世界観を体現してしまったかのようだ。
ハンガリー国内で2番目に人気の高い観光地のバラトン湖
ちなみに真冬には氷に覆われた幻想的な姿を晒すバラトン湖は、夏場の水温が暖かい時期には国内外から多くの観光客が訪れるリゾート地と化す。
その観光地としての人気は、ハンガリー国内においては首都ブダペストに次いで2番目に高くなっているという。
この世の物とは思えないほど幻想的な姿を見せるFonyód-Alsóbélatelep。もしも機会があればその姿をこの目で見てみたいものだ。(了)
出典:Boredpanda:Freezing Temperatures And Strong Winds Turned Balaton Lake Into A Winter Wonderland
出典:National Geographic:See Colorful Summer Photos of Hungary’s Beloved ‘Sea’(6/24)