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新型コロナの偽ワクチンが複数の国で出回る、SNSにおいて最大27万円で売買

新型コロナの偽ワクチンが複数の国で出回る、SNSにおいて最大27万円で売買
flickr_Sermed Mezher

新型コロナウイルスのワクチンが不足している中で、今回複数の国において偽物のワクチンが摘発された。

 

ポーランドとメキシコで押収

 

偽のワクチンが発見されたのは、メキシコとポーランドだ。それらは米大手製薬会社「ファイザー」のワクチンの偽バージョンとされ、、それぞれの国の当局によって発見され、押収されたという。

 

その後、テストが行われ、正規のワクチンではないと判明。「ファイザー」も、偽のワクチンであると確認した。

 

メキシコで見つかった偽ワクチンは、そもそも容器のラベル表記が間違っており、ポーランドで押収されたものは、中身がアンチリンクル治療(シワ防止など)のための物質であったと言われている。

 

メキシコでは人に投与されていた

 

ポーランドで見つかった偽ワクチンはまだ人に投与されておらず、犯人の男のアパートを捜索中に発見され、押収されたという。

 

しかしメキシコでは、クリニックで約80人に、偽ワクチンが投与されていたそうだ。これらは、肉体的に害はなかったものの、当然新型コロナへの効果はなかったとされている。

 

このような偽物が出回るのは、世界的にワクチンが不足しているためで、世界保健機関(WHO)は、偽物のワクチンが「世界の公衆衛生に深刻なリスクをもたらしている」と警告し、流通から排除するよう求めた。

 

ただポーランドの保健大臣は、偽のワクチンなどの医薬品が公式に流通する危険性は「実質的にない」と強調している。

 

サイバー警察が察知、SNSで取引

 

メキシコ政府のスポークスマン・Hugo Lopez-Gatell氏によれば、この偽ワクチンはサイバー犯罪を取り締まる警察によって、その存在が察知されたという。

 

そしてSNSにおいて1回分、最大2500ドル(約27万円)で提供されており、これに関わった数人が逮捕されたそうだ。

 

またある研究者は今年3月、BBCの取材に対して、すでにダークネットにおいてワクチンに関する広告が急増しており、偽のワクチン・パスポートや偽の陰性証明書なども売買されていると指摘していた。(了)

 

 

出典元:BBC:Coronavirus: Pfizer confirms fake versions of vaccine in Poland and Mexico(4/22)

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