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本物の銃で互いの体を撃ち合って遊んだ2人、防弾チョッキは着ていたが…

本物の銃で互いの体を撃ち合って遊んだ2人、防弾チョッキは着ていたが…
flickr/Stephen Kruso

2人の男性が実弾の入ったセミオートマチック・ライフルを持ち、防弾チョッキを着た相手の体を交互に撃つという妙な事件が、先月末、米国アーカンソー州であった。

 

急患の奇妙な言い訳

 

3月31日、アーカンソー州ベントン病院に、変わった急患が運ばれた。胸の上の方に小さな赤い傷痕をつけたその男性は、Charles Eugene Ferrisさん(50才)。

 

妙に感じた医者は、すぐに警察に通報。やって来た警官がCharlesさんに、赤い傷痕が出来た経緯について問うと、Charlesさんは苦しい言い訳をした。

 

スパイが彼に接触し、報酬200ドルでボディガードを頼まれたという。そして第三者と会い、撃ち合いになった。Charlesさんは数カ所撃たれたが、反撃しながら車に乗り込んで逃げたそうだ。

 

防弾チョッキは着ていたが、スパイは大事を取ってCharlesさんを病院に運んだ——というのがCharlesさんの説明だった。

 

だがその後、警察が妻のLeslieさんにも事情聴取したところ、証言が大きく食い違っていた。

 

防弾チョッキの上から互いを撃つ

 

海外メディアが入手したCharlesさんの口述書によると、真相はこうだ。

 

3月31日の夜、Charlesさんは自宅で、友人のChristopher Hicksさん(36才)と自宅で酒を飲んでいた。酔いが回るうちに、ちょっとした遊びを思いついたCharlesさんは、防弾チョッキを身に着け、友人に.22mmセミオートマチック・ライフルを持たせて自分を撃つように言った。友人は言われた通り、Charlesさんの胸を撃った。

 

医者が不審に思った赤い傷痕は、この時のものだった。

 

Charlesさんの供述はさらに続く。撃たれた痛みが予想外のものだったので「頭にきた」Charlesさんは、友人からライフルをひったくり、やはり防弾チョッキを着ていたその友人に5発撃ち込んだ。幸運にも5発とも防弾チョッキを外れることなく、友人は無事だった。

 

2人は加重暴行の容疑で逮捕され、現在は保釈中だ。5月13日に公判が行われる予定。

 

2人は日頃から家の外で銃を撃つことが多く、近隣住人は子供たちの安全を心配していた、とメディアは報じている。(了)

 

 

出典元:Odditycentral:Neighbors Take Turns Shooting Each Other While Wearing Bulletproof Vest(4.5)

出典元:Newsweek:Arkansas Men Arrested for Taking Turns Shooting Each Other While Wearing Bulletproof Vest After Drinking(4.3)

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