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南太平洋の夜空に奇妙な渦が出現、島々の住民も困惑

南太平洋の夜空に奇妙な渦が出現、島々の住民も困惑
Facebook/Association Calédonienne d'Astronomie

太平洋上空に、渦を巻く不思議な現象が複数回現れ、その様子が撮影された。

 

2回も夜空に現れる

 

その渦が目撃されたのは6月18日、場所は南太平洋の島々、ニューカレドニアやトケラウ諸島、サモア、フィージーなどとされている。

 

ニューカレドニアやバヌアツでは、6月18日の午後6時頃に、この奇妙な現象が夜空に現れ、多くの住民も目撃したという。

 

またこの渦が現れたのは今回で2回目となり、5月7日午前5時30分にも目撃されたそうだ。6月18日の写真などについては、「カレドニア天文協会」のフェイスブックに投稿されている。

 

Facebook/Association Calédonienne d’Astronomie
Facebook/Association Calédonienne d’Astronomie
Facebook/Association Calédonienne d’Astronomie

 

渦の原因とは?

 

アメリカの天文学者であるJonathan McDowell氏によれば、この渦は中国のロケット「長征2C」から放出された燃料によるものだという。

 

渦になっているのは、ロケットが燃料を放出しながら回転しているためで、ちょうどスプリンクラーのような状態になっているそうだ。

 

実際に、この現象が起きる30分前に中国の「西昌衛星発射センター」において、ロケットが打ち上げられていたと言われている。

 

McDowell氏によれば、ロケットが軌道に到達した後に、アメリカの宇宙軍が追跡したので分かったという。

 

また地球上では常に風や摩擦があるため、このような完璧な幾何学模様は見慣れていないが、宇宙では空気がないため、渦の形はとどまるそうだ。(了)

 

※MailOnlineの記事には複数ミスがあったため、こちらで修正しました。

 

出典元:MailOnline:Mysterious ‘Dr Strange’-style spiral over the southwest Pacific is actually fuel released by China’s Long March rocket(6/22)

出典元:Facebook:Association Calédonienne d’Astronomie

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